大塚明夫
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この帯の言葉は大塚がつけたわけではなく、「まさかあんなセンセーショナルな帯になるなんて、僕はちっとも予想してなかった」と述べている[21]。『声優魂』出版後、その内容を受けて、本気で声優を目指している若者に向けた少人数制の特別講義が企画され、同年9月、星海社が運営するウェブサイト「ジセダイ」上にて「ジセダイクリエイティブブートキャンプ」と題されサイト上にて参加者を募集。10月に開催された「マチ★アソビ vol.15」にて、講師に大塚と納谷僚介(マウスプロモーション代表取締役社長)の2名を迎え、1日1回限りの講義が行われた。このワークショップの模様は書籍化され、2016年6月、大塚の2冊目の著作『大塚明夫の声優塾』として出版された。

2016年5月10日、「ファミ通アワード2015」にて『メタルギア』シリーズのスネーク役として「男性キャラクターボイス賞」を受賞[22]

2017年1月7日、マウスプロモーションのHPにて結婚したことを発表した[23]。1月9日、テレビ朝日にて放映された『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』で第10位に選ばれる[24]
人物・特色

洋画吹き替えにおいて数多くの作品に出演[25]。低く渋い二枚目役を演じる[26]。初のゴールデンタイムでの主役の吹き替えは『レッド・スコルピオン』のドルフ・ラングレンである。スティーヴン・セガールニコラス・ケイジデンゼル・ワシントンをほぼ専属(フィックス[15]、ドルフ・ラングレンやアントニオ・バンデラスデニス・クエイドサミュエル・L・ジャクソンウェズリー・スナイプスリーアム・ニーソンハビエル・バルデムなどの吹き替えを数多く担当。過去にはジャン・レノジェフ・ブリッジスアーニー・ハドソンマイケル・マドセンアーノルド・シュワルツェネッガーキーファー・サザーランドなどの吹き替えも多く担当していた。『水曜シアター9』の放送開始予告にはセガールの出演した映画の映像が使われているが、その流用された映像の吹き替えも大塚が担当した。『マスク・オブ・ゾロ』、『レジェンド・オブ・ゾロ』ではバンデラスが演じたアレハンドロ・ムリエッタ/怪傑ゾロの吹き替えを担当しているが、『それいけ!アンパンマン』でも怪傑ゾロをモチーフとしたキャラクター・ナガネギマンを演じており、歌唱も披露している。また、銀河万丈玄田哲章と並んでアーノルド・シュワルツェネッガーとシルヴェスター・スタローンの両者を吹き替えた経験を持つ数少ない人物でもある。

その他、ナレーションアニメゲームでの出演作品も多数。代表作の1つ、ブラック・ジャックは元々は俳優の内藤剛志が演じる予定であったが、内藤が急病で降板することになったため急遽代役として演じたことがきっかけとなった[27]

週刊アスキー』(アスキー・メディアワークス→現角川アスキー総合研究所)連載「進藤晶子のえ、それってどういうこと?」での対談にて、「いい声優は、いい役者でもあるはずです」と語っている。また、本人は吹き替えという仕事があることを光栄に思っており、「世の中に吹き替えがもっと浸透してほしい」と語ったこともある[28]

顔出しNGの声優ではなく、2015年11月16日放送のバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ)での松坂桃李が「いま、会いたい人」として大塚の名を挙げたものの出演はなく、その理由を日本テレビ側が「顔出しNGのため来られませんでした」とスタッフが説明したことについても、大塚は「え?私は別に顔出しNGではないのだが... まいっか!」と明確に否定している[29]。なお、松坂とは後に『モンスターハンター』の吹き替えに参加する形で共演した。

「『特技は空手』とプロフィールにあるが、やっていたのは若いころだけ」と『稲村優奈と川瀬晶子のAAAで行こう!!』(ラジオ大阪アニメイトTV・アニ★ロコ)で語った。その他の趣味・特技は茨城方面なまり[10]

中学生の時に、『燃えよドラゴン』が封切られたため、ブルース・リーに気が狂ったように入れ込む[30]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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