大塚明夫
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声優デビュー作はOVA『あいうえおアニメ 世界名作童話全集』のシルバー[17]

デビュー後から現在まで一貫してマウスプロモーションに所属しているが、明夫はデビューから支えてくれた納谷六朗と妻の光枝、息子の僚介に恩義を感じているため、今後も移籍については考えていないという[18]

2006年3月25日、「東京国際アニメフェア2006」で開催された「第5回東京アニメアワード」で、声優賞(『ブラック・ジャック』)を受賞。
現在まで

2012年10月に開催された「マチ★アソビ vol.9」の「ニュータイプアニメアワード2012」にて男性声優賞を受賞し、ライダー(『Fate/Zero』)で男性キャラクター賞を同じく受賞している。また、2015年に「第9回(2014年度)声優アワード」にて富山敬賞を受賞[19]

2015年3月26日、自身初めての全編、著作『声優魂』を星海社より出版。帯には「声優だけは やめておけ。」というキャッチコピーが書かれている[20]。この帯の言葉は大塚がつけたわけではなく、「まさかあんなセンセーショナルな帯になるなんて、僕はちっとも予想してなかった」と述べている[21]。『声優魂』出版後、その内容を受けて、本気で声優を目指している若者に向けた少人数制の特別講義が企画され、同年9月、星海社が運営するウェブサイト「ジセダイ」上にて「ジセダイクリエイティブブートキャンプ」と題されサイト上にて参加者を募集。10月に開催された「マチ★アソビ vol.15」にて、講師に大塚と納谷僚介(マウスプロモーション代表取締役社長)の2名を迎え、1日1回限りの講義が行われた。このワークショップの模様は書籍化され、2016年6月、大塚の2冊目の著作『大塚明夫の声優塾』として出版された。

2016年5月10日、「ファミ通アワード2015」にて『メタルギア』シリーズのスネーク役として「男性キャラクターボイス賞」を受賞[22]

2017年1月7日、マウスプロモーションのHPにて結婚したことを発表した[23]。1月9日、テレビ朝日にて放映された『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』で第10位に選ばれる[24]
人物・特色

洋画吹き替えにおいて数多くの作品に出演[25]。低く渋い二枚目役を演じる[26]。初のゴールデンタイムでの主役の吹き替えは『レッド・スコルピオン』のドルフ・ラングレンである。スティーヴン・セガールニコラス・ケイジデンゼル・ワシントンをほぼ専属(フィックス[15]、ドルフ・ラングレンやアントニオ・バンデラスデニス・クエイドサミュエル・L・ジャクソンウェズリー・スナイプスリーアム・ニーソンハビエル・バルデムなどの吹き替えを数多く担当。過去にはジャン・レノジェフ・ブリッジスアーニー・ハドソンマイケル・マドセンアーノルド・シュワルツェネッガーキーファー・サザーランドなどの吹き替えも多く担当していた。『水曜シアター9』の放送開始予告にはセガールの出演した映画の映像が使われているが、その流用された映像の吹き替えも大塚が担当した。『マスク・オブ・ゾロ』、『レジェンド・オブ・ゾロ』ではバンデラスが演じたアレハンドロ・ムリエッタ/怪傑ゾロの吹き替えを担当しているが、『それいけ!アンパンマン』でも怪傑ゾロをモチーフとしたキャラクター・ナガネギマンを演じており、歌唱も披露している。また、銀河万丈玄田哲章と並んでアーノルド・シュワルツェネッガーとシルヴェスター・スタローンの両者を吹き替えた経験を持つ数少ない人物でもある。

その他、ナレーションアニメゲームでの出演作品も多数。代表作の1つ、ブラック・ジャックは元々は俳優の内藤剛志が演じる予定であったが、内藤が急病で降板することになったため急遽代役として演じたことがきっかけとなった[27]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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