シド・ミードの作品には大いに影響を受けている[49]。金田のバイクも、シド・ミードがデザインした映画『トロン』に登場するバイク、ライトサイクルの楕円形の大きなフォルムから着想を得ている[4][49]。
日本人では、自身の作品にも参加している渡部隆のほか、小林誠や『新世紀エヴァンゲリオン』のメカデザインも好き[4]。
受賞歴
1981年 - 第10回日本漫画家協会賞優秀賞(「童夢」「I・N・R・I」ほか)
1982年 - 第13回星雲賞コミック部門(『気分はもう戦争』)
1983年 - 第4回日本SF大賞(『童夢』)
1984年 - 第15回星雲賞コミック部門(『童夢』)
1984年 - 第8回講談社漫画賞一般部門(『AKIRA』)
1992年 - アイズナー賞(アメリカ)最優秀彩色部門(『AKIRA』米国版)
2002年 - アイズナー賞(アメリカ)最優秀最優秀アーカイブプロジェクト部門および最優秀国際作品部門(『AKIRA』米国版)
2005年 - フランス芸術文化勲章シュヴァリエ(騎士)受章
2002年 - アイズナー賞(アメリカ)コミックの殿堂入り[50]
2012年 - 第16回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞(『SHORT PEACE』の一編「火要鎮」)[51]
2013年 - 紫綬褒章受章[52][53]
2014年 - アニー賞(アメリカ)ウィンザー・マッケイ賞 (『生涯功労賞』)[54][55]
2015年 - アングレーム国際漫画祭(フランス)グランプリ[56]
2019年 - フランス芸術文化勲章オフィシエ(将校)受章[57]
作品リスト
漫画作品詳細は「大友克洋の漫画作品一覧」を参照
単行本
ショートピース(1979年、奇想天外社)(1986年、双葉社)
ハイウェイスター(1979年、双葉社)
GOOD WEATHER(1981年、綺譚社)
さよならにっぽん(1981年、双葉社)
ヘンゼルとグレーテル(1981年、ソニー・マガジンズ)
気分はもう戦争(1982年、双葉社)矢作俊彦原案
BOOGIE WOOGIE WALTZ(1982年、綺譚社)
童夢(1983年、双葉社)
AKIRA全6巻(講談社、1983年 - 1993年)
彼女の想いで…(1990年、講談社)
SOS大東京探検隊(1996年、講談社)
武器よさらば(2013年、バンダイビジュアル)
原作など
大友克洋・高千穂遙原作、高寺彰彦作画「サルタン防衛隊」(1982年)
今敏著「ワールドアパートメントホラー」(1991年、今敏『ワールドアパートメントホラー』収録)- 実写映画のコミカライズ。映画の監督は大友、原案は今敏、脚本は信本敬子[58]。