夢で逢えたら_(漫画)
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男性関係のトラブルから自分のアパートに居づらくなってマスオの部屋に転がり込み、自らの浪費で家賃が払えなくなったためそのまま居着いてしまう困った人。普段のさっぱりとした言動からは想像できないが、実は無理やり田舎を飛び出した寂しさを紛らわすために多くの男性と付き合ってきた。後に妊娠が発覚し、偶然マスオをたずねてきた渚に誤解されてしまう。一時は中絶も考えたが、マスオの説得により生むことを決意する。一連の騒動でマスオの優しさに惹かれるも、生まれてくる子供の父親になっても良いというマスオの申し出は断り、マスオが海浜に帰れるよう協力し自ら渚の誤解を解いた上で田舎に帰る。帰郷後は風当たりが強い中で息子・航(わたる)を出産し、自分を支えてくれた中学の同級生・塩谷省吾と結婚する。1年後、二人の間に第2子を妊娠する。マスオ・渚夫婦から娘・優菜の誕生を知らせるはがきが彼女に届けられていることから、2人とは手紙などのやりとりをして連絡を取っている模様。
魚住 誠(うおずみ まこと)
大企業・住成グループの御曹司(三男)で、住成外食産業代表取締役社長。偶然マスオが彼の携帯を拾ったことにより接点ができる。女癖が非常に悪く、拾った携帯にもひっきりなしに女からの電話がかかってきた。一見ただのボンボンの女たらしに見えるが、契約の条件としてマスオに課した難題を妨害して他社との契約を取り付けようとした部下に制裁を与えるなど、仕事に関しては筋の通らないことを非常に嫌う。マスオのことは一度は引き抜こうとするほど気に入っている。渚との結婚が決まりマスオが彼女を連れて彼に会いに来た際、「また一緒に仕事しようぜ」と言って祝福した。
岬 沙也加(みさき さやか)
声 - 大塚智子マスオの上司で営業1課の美人女性課長。マスオが九州に飛ばされている間に、業績改善のためにヘッドハンティングされてきた。就任当時は28歳でマスオとの初対面時は29歳。その営業理論は非常に優れるも、成果の出なかった部下を労わないなど人の扱い方はあまり上手くなく、若い女性ということもあって課内で総スカンになりかけ、一時はマスオにも見限られそうになってしまう。マスオの営業マンとしての大きな成長に多大な影響を及ぼす。実は子持ちの未亡人で彼女の営業理論も元は経済学を専攻していた亡夫が作り上げたものである。彼女もマスオの優しさに惹かれた一人。
港(みなと)
渚の初恋の相手。学生のときにテニスサークルの交流会で渚と知り合うも当時は女性としては見ていなかった。息子の悟がつばめ幼稚園に入ったことがきっかけで渚と再会し女性としても意識するようになる。「悟の新しい母親になってほしい」と強く望み、1度は渚にプロポーズし承諾を得るが、のちに自ら解消する。学生の時には医師になることを目指していたが果たせず、また妻・亜也子(悟の母)とはすでに離婚しており悟と二人暮し(ただし親権をめぐって裁判で争っている)。マスオの最後にして最強のライバル。
港 悟(みなと さとる)
港の息子。つばめ幼稚園に転入するが、両親の離婚の影響などで他人に心を開こうとせず、母親のいない寂しさを他の園児や先生にぶつける。温かく接し続けた渚に次第に心を開くようになり、彼女が新しい母親になることを強く望むようになる。
塩谷 省吾(しおたに しょうご)
内海の中学時代の同級生。職業は警察官。中学時代に内海に惚れていた。風当たりの強い内海を庇い、クラス会で同級生に陰口をたたいているところを一喝する。内海の出産の際には内海を励ますためにマスオを呼び寄せ、生まれた子供(航)に対しては勝手に名付け親となり我が子のように可愛がる。後に内海と結婚し実子も授かるが航に対しても変わらぬ愛情を注いでいる。
アニメ

アニメ作品は、1998年3月にOVAがリリースされ、同1998年の11月30日から12月24日[1]にかけて『ワンダフル』(TBS系)のアニメコーナーで放送された。また、潮崎渚役の声優金月真美がパーソナリティーを務める「潮崎渚の夢で逢えたら」が1997年10月から1年間TBSラジオで放送された。
OVA
スタッフ

監督 -
わたなべひろし

キャラクターデザイン - わたなべひろし、大木良一

作画監督 - 大木良一

演出 - 竹下健一

美術監督 - 廣瀬義憲

撮影監修 - 大瀧勝之

撮影監督 - 小林夕美子

音楽 - 金住重里

音響監督 - 鶴岡陽太

アニメーション制作 - J.C.STAFF

製作 - TBS、日本コロムビア

主題歌
「愛することを教えて」
歌 ? 潮崎 渚
サブタイトル
雨に咲いた赤いパラソル

きらめく夏の夜空に

雪降るクリスマス・イブに…

テレビアニメ
スタッフ(TV)

監督 - 山口武志

シリーズ構成・脚本 -
ごうどかずひこ

キャラクターデザイン - 大木良一

音響監督 - 鶴岡陽太

音楽 - 小西香葉

アニメーション制作 - J.C.STAFF

製作 - TBS

主題歌(TV)
オープニングテーマ「風のような君でいて」
作詞・作曲 - SHUUBI / 編曲 - 白井良明 String Arrange Hijiri Kuwano / 歌 - HaLo

各話リスト

話数サブタイトル絵コンテ演出作画監督放送日[1]
1恋するサラリーマン山口武志門智昭1998年
11月30日
2走れマスオ12月1日
3初めてのデート12月2日
4男らしく12月3日
5迷宮への入り口ながはまのりひこをがわいちろを12月7日
6素直になれなくて12月8日
7ハートに火をつけて12月9日
8恋人がサンタクロース12月10日
9マスオの気持ち井硲清高中田正彦12月14日
10プロローグ吉川美貴12月15日
11マスオの夢杉本功12月16日
12キス佐藤将雅12月17日
13何処へ山口武志川島宏大木良一12月21日
14揺れる想い12月22日
15眠れない夜12月23日
16時間よ止まれ12月24日

ラジオ
各話リスト
「We're All Alone」

「Singin' In The Rain」

「Girls Just Want To Have Fun」

「Let It Be」

「I Can’t Tell You Why」

「Where Is The Love?」

「I Won’t Hold You Back」

「You Keep Me Hangin’ On」

「Our House」

「Summer Night City」

「Careless Whisper」

「Wonderful Tonight」

「Satisfaction」

「Since I’ve Been Loving You」

「Lier」

「Do They Know It’s Christmas?」

「Passion」

「Call Me」

「When I Kissed The Teacher」

「Happy Birthday To U」

番外編「A Happy New Year」

主題歌
オープニングテーマ 風のくちびる

エンディングテーマ AM間際のハッピーエンド
作詞:HANAKO 作曲・編曲:金住重里
脚注^ a b 内包元である『ワンダフル』としての放送日のため、『ワンダフル』そのものを0時以降に放送開始した日を除き、本作品の実際の放送日はその翌日である。


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