夜桜さんちの大作戦
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同じ権平の漫画でもある『ポロの留学記』にも、別人ではあるが鬼村凶一郎といった人物が登場している。開花は「無」。彼の血を吸った鋼蜘蛛が地面に落ちると徐々にその糸が広がり、それに触れたものは分け隔てなく無に還った。(つまり消滅する。)なお、「女神の巣(あらくね)」のみこの開花を無効化することが可能。第175話以降は帝桜学園の校長となっている。六美の子供なので、あるふぁとひふみの事も大好き。ひふみの愛の行き過ぎた発言には共感していることもある。しかし、たまに二人にはひかれることもある。
夜桜 二刃(よざくら ふたば)
声 - 鬼頭明里[3] / 丸山美紀(ボイスコミック[4]) / 田村ゆかり(ボイスドラマ[5])夜桜家の第二子(長女)。金級スパイ。2月2日生まれ。20歳で身長134pと、年齢の割にかなり小柄で童顔である。血液はAB型。長兄・凶一郎に対しても高圧的な態度を取る勝ち気な性格の持ち主。普段は大人びた性格だが、根は良心と優しさを併せ持つ。偶然夜桜家の秘密を知った太陽に、凶一郎を正気に戻すという目的も兼ねて六美と結婚することを提案する。銀髪を縦ロールにしたツインテールで、純白のゴスロリファッションに身を包んでおり(本人曰く「戦闘服」)、夜桜式柔術「しだれ組手」の使い手であり、格闘戦を得意としており凶一郎が相手でも組んだ状態なら勝率は100%の実力者だが、誰かを守りながらではイマイチ実力が発揮できない。彼女曰く、3歳で訓練を始め6歳で初任務だったとのこと。8歳の時、兄の凶一郎より先に銀級スパイ試験を受けている。実は怖いものが大の苦手。(ゾンビなどの力で倒せる化物はある程度平気だが、幽霊呪いといった合気が効かない類が苦手で、お化け屋敷を全壊させたこともある。)自室は元々あった武道場を辛三により改築したものを使用している[9]。“開花”時はあらゆる攻撃を包容し、無効化する。太陽の銀スパイ昇格試験では二次試験[注 4]を担当。突破した太陽達を労い、三次試験の会場(地下)に移動させた。
夜桜 辛三(よざくら しんぞう)
声 - 興津和幸[10] / 荒木命(ボイスコミック[4]) / 福島潤(ボイスドラマ[5])夜桜家の第三子(次男)。金級スパイ。3月3日生まれ。19歳。身長193p。血液はO型。筋骨隆々の大柄な緑髪の青年で、武器のエキスパート。妹の四怨にもなめられるほどの臆病な性格であり、初期はいつもゴミ箱戦車「3号」の中に入っていた。幼い頃より武器と一心同体で、眠る時もマグナム弾おしゃぶりを使っていた。10歳の頃はライフル、現在(19歳)に至っては手作りの銃弾100%の枕を使わないと眠れない。自室も武器庫と繋がっている[11]。銃の装弾数や弾薬の直径を数えたり、「桃太郎」の話を聞かせると落ち着く。武器と同じくらい慣れ親しんだ物(例としてはフォークなど)なら全て強力な武器にする程の凄腕だが、それよりも大事なものが人質に取られたらあっさり手放してしまう。丸腰だとヘタレなのは相変わらずだが、少しずつ慣れていこうとしている。反面、家族想いで六美や太陽や他の家族のことも非常に大切に思っている。反面、怒らせると非常に怖く、怒られた太陽・嫌五・七悪の3人から数日間警戒されるほどである[12]。ノウメンとの戦いでは太陽と連携し、専用武器「春雷」を用いて勝利した。武器などの怖いものには対応できるが、家族などの大切なものには開花で対抗することができない。“開花”時には鬱金を使い、全てを破壊する。太陽の銀スパイ昇格試験では一次試験[注 5]を担当。初めは太陽が戦うことに躊躇っていたこともあり圧倒していたが、太陽が躊躇を捨ててからは互角の争いを繰り広げる。太陽が宇佐を初めとした他の参加者との連携を仕掛けても引けを取らなかったが、自身の技を受け止めて来たときに、「太陽が自身の技で無事でいられるのか」と動揺してしまい、その隙をつかれて一次試験を突破された。
夜桜 四怨(よざくら しおん)
声 - 悠木碧[10] / 長谷川りく(ボイスコミック[4]) / Lynn(ボイスドラマ[5])夜桜家の第四子(次女)。銀級スパイ。4月4日生まれ。18歳。身長172p。血液型AB型。ピンクがかった紫色のショートボブヘアーで気だるそうな雰囲気の女性でかなり男勝りの性格。ゲーマー感覚での戦闘が特徴(ゲーム内で主に登場するキャラは自分や太陽にそっくりの主人公と凶一郎にそっくりの敵キャラ)で、ハッキングを得意とするなど、機械にも強い。また多数のドローンを使用する。仕事のスタイルは任務対象のシステムをハッキングし、ゲームに変換する。スパイ界では「パソコンの大先生」と呼ばれているが、本人はこのあだ名を気に入っておらずつけた人物を恨んでいる。“開花”時は自身の脳内での情報の並列処理が可能となり、脳と自作のスマホを繋ぎ通常時よりも膨大なハッキングが可能。本人曰く、「ちょっとしたスパコン」らしい。
夜桜 嫌五(よざくら けんご)
声 - 松岡禎丞[10] / 大谷龍生(ボイスコミック[4]) / 櫻井孝宏(ボイスドラマ[5])夜桜家の第五子(三男)。銀級スパイ。5月5日生まれ。17歳。身長166p。血液型B型。猫耳フードを着用しており、目は山吹色の前髪で隠れていて頬に肉球のマークをつけている。“開花”時以外瞳を見せることはない。極めてマイペースで掴み所のない性格で、任務でも楽しいことしかやらないと決めている根っからの自由人。変装を得意としており、戦闘の際に全てのスパイを自分の顔に変装させ、自滅させたこともある。兄妹の中でも長兄である凶一郎を特に毛嫌いしている為、太陽を誘って任務を行う際には、凶一郎に引き止められるも、六美に変装して罵詈雑言を浴びせ彼を沈ませている。月刊スパイの「あざとかっこかわいいスパイランキング」「瞳にドキッとするスパイランキング」の2つで3年連続1位と、スパイ業界でもかなりの女性ファンが存在する。だが「ナルシストスパイランキング」では5年連続1位をとっている。“開花”時は、相手と“共感”することによって相手の情報や記憶まで知ることができる(その際は瞳が相手と同じになる。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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