多摩川駅
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当初は田園調布駅とともにエレベーターを設置する予定はなかったが、地元住民の運動により設置が決定され、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}その後の日本の鉄道駅の本格的なバリアフリー化の嚆矢となった。[要出典]

この工事は多摩川橋梁架替・増設工事(1997年12月完成)[15]と新丸子⇔武蔵小杉間線増工事(2000年9月完成)[16]に先行して行われたため、2000年8月6日の目黒線営業開始までの間、目蒲線は新しい地下駅を利用し、そこから田園調布方面に直通していた。この線路はその後も連絡線として使われており、田園調布駅から当駅に向かってすぐ、地下へのトンネルを見ることができる。なお、目黒線開業までは現・目黒線に線路が敷設されていなかった。
駅構造

東横線、目黒線ホームは高架島式ホーム2面4線、東急多摩川線ホームは地下に島式ホーム1面2線がそれぞれ設置されている[17]。東横線・目黒線ホームにはホームドアが設置されている。

トイレは改札内にあり、多機能トイレも設置されている[17]。エレベーターはホームの横浜・蒲田寄りに設置され、高架ホームから地下ホームまで直結する[17]

高架下に駅舎があり、改札は1か所であるが、東口、西口、南口の3方向から出入りすることが可能である[17]

東横線、目黒線ホームはカーブの途中にあるため、電車とホームの間が広く開く。また、東急多摩川線の両渡り線はホームから大きく離れた地上部の丸子橋付近に設置されているため、駅南側に1か所ある踏切では単線並列に近い形態で電車が通過する。
のりば

番線路線方向行先
高架ホーム
1
東横線下り横浜元町・中華街新横浜二俣川方面[18]
2 目黒線日吉・新横浜・二俣川方面[19]
3上り目黒赤羽岩淵浦和美園西高島平方面[20]
4 東横線渋谷池袋川越市所沢方面[21]
地下ホーム
5・6 東急多摩川線下り下丸子蒲田方面[22]


駅全景(2008年3月)

東口(2008年2月)

南口(2008年2月)

改札口(2023年4月)


1・2番線ホーム(2023年4月)

3・4番線ホーム(2023年4月)

5・6番線ホーム(2023年4月)

乗り換えコンコース(2010年8月)

構内施設

LAWSON + toks(駅売店駅ナカコンビニ) - 改札外および3・4番線ホーム[17]

梅もと立ち食いそば・うどん店) - 改札内[17]

神戸屋ベーカリー) - 改札内[17]

利用状況

各線の2022年度の1日平均乗降人員は以下の通りである[東急 1]

東横線 - 11,539人

目黒線 - 3,318人

東急多摩川線 - 3,157人

東横線・目黒線の急行停車駅で、東急の3路線が集結するが、各線とも乗降人員は少ない。これは主な利用形態が各路線(主に東横線・目黒線 - 東急多摩川線)相互間の乗り換えであり、改札を通らないことから乗降人員に数えられていないためである。仮に、これを含むと実際の利用客数はかなり多くなる。

東急線相互の乗換人員を含んだ、2017年度の路線別1日平均乗降人員は以下の通りである[23]

東横線 - 78,586人 - 同線内では渋谷駅、横浜駅、自由が丘駅、中目黒駅、武蔵小杉駅、日吉駅、菊名駅、綱島駅に次ぐ第9位。

目黒線 - 24,859人 - 同線内では目黒駅、大岡山駅、日吉駅、武蔵小山駅、武蔵小杉駅、田園調布駅、西小山駅、不動前駅に次ぐ第9位。急行通過駅の西小山駅、不動前駅よりも少ない。

東急多摩川線 - 88,753人 - 同線内では蒲田駅に次ぐ第2位。


年度別1日平均乗降人員

近年の1日平均乗降人員・乗換人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降人員・乗換人員[23][24][25]年度東横線目黒線東急多摩川線東横線⇔東急多摩川線
乗換人員目黒線⇔東急多摩川線
乗換人員
1日平均
乗降人員増加率1日平均
乗降人員増加率1日平均
乗降人員増加率
2003年(平成15年)10,7955.1%2,093−0.3%2,00712.0%
2004年(平成16年)10,9491.4%2,1532.9%2,1979.5%
2005年(平成17年)11,7797.6%2,2896.3%2,4079.6%
2006年(平成18年)12,2433.9%2,2920.1%2,5616.4%59,27317,541
2007年(平成19年)13,2087.9%2,61814.2%2,94314.9%58,25017,961
2008年(平成20年)13,4111.5%2,88410.2%3,1958.6%57,64119,322
2009年(平成21年)13,386−0.2%3,0566.0%3,2953.1%57,56519,578
2010年(平成22年)13,355−0.2%3,027−0.9%3,3361.2%58,25119,335
2011年(平成23年)13,348−0.1%3,004−0.8%3,3580.7%58,34519,017
2012年(平成24年)13,5821.8%3,1314.2%3,4893.9%59,55719,260
2013年(平成25年)14,0363.3%3,3597.3%3,5391.4%62,09819,694
2014年(平成26年)14,2591.6%3,4392.4%3,6402.9%62,11020,050
2015年(平成27年)14,5822.3%3,6275.5%3,7753.7%62,54120,592
2016年(平成28年)14,7090.9%3,7453.3%3,9033.4%62,70220,617
2017年(平成29年)14,9011.3%3,8733.4%4,0824.6%63,68520,986
2018年(平成30年)14,376−3.5%3,795−2.0%4,1972.8%
2019年(令和元年)[東急 2]14,146−1.6%[東急 2]3,789−0.2%[東急 2]4,120−1.8%
2020年(令和02年)[東急 3]9,094−35.7%[東急 3]2,630−30.6%[東急 3]2,740−33.5%
2021年(令和03年)[東急 4]10,34213.7%[東急 4]2,98113.3%[東急 4]2,9276.8%
2022年(令和04年)[東急 1]11,53911.6%[東急 1]3,31811.3%[東急 1]3,1577.8%

年度別1日平均乗車人員

近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。

年度東横線目蒲線出典
1990年15,92913,285[26]
1991年16,09613,331[27]
1992年15,13712,014[28]
1993年14,64911,693[29]
1994年4,2631,493[30]
1995年4,1501,497[31]
1996年4,1451,375[32]


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