外国映画や海外ドラマなどでの吹き替えを中心としており、主な担当俳優は専属(フィックス)[22]のブラッド・ピット(本人公認[23][24][25][26][27][28][29][30][31][32])をはじめ[33]、チャーリー・シーン[14]やベン・スティラー、ベン・アフレック、アイアン・ジーリング、レオン・カーフェイ、ブレンダン・フレイザー、クライヴ・オーウェン、ジョン・ステイモスなどが挙げられる。過去にはチャウ・シンチーやクリスチャン・スレーター、アンディ・ラウ、エリック・ストルツなども担当していた。宮本充、平田広明、森川智之と並んでブラッド・ピットとトム・クルーズ、キアヌ・リーブスとジョニー・デップ両者の吹き替えを経験している数少ない人物である[34]。
またアニメやドラマCD、ゲーム、ナレーションでも幅広く活躍[5][35]。 ブラッド・ピットの吹き替えは『スリーパーズ』で初担当[36]。その後、フジテレビの『ゴールデン洋画劇場』を中心にテレビ放送版で起用されることが多くなり、2003年に放送された『タモリのグッジョブ!胸張ってこの仕事・声優特集』や2006年に放送された『トリビアの泉 ?素晴らしきムダ知識?』では「ブラッド・ピットの日本語版の声優」として紹介される。また、テレビ局独自の吹き替え制作がほとんど無くなった2010年代にはソフト版、オンデマンド配信版を含め専属(フィックス)で担当するようになり[22]、『ワールド・ウォーZ』公開時には「ブラピといえばこの人」[33]と評されるほどに定着した。『焼きたて!!ジャぱん』、『ゴールデンカムイ』などのアニメや『Mr.&Mrs. スパイ』といった映画でブラッドをパロディにしたキャラクターにも堀内が起用されることが多くなったほか、「ブラピ声優」としてトーク番組にも出演している[37]。後述するように2022年にはブラッド本人と対面を果たした際に公認を受けたことから、現在では「ブラピが認めた唯一の声優」とも評されるようになった[38]。 堀内はブラッドの吹き替えについて「他の俳優と異なり、作品に登場するキャラクターとしてではなく、その俳優のイメージに合わせ(寄せ)て演じている」とのことで、ブラッドを演じる中で一番楽しかった作品として『Mr.&Mrs. スミス』を挙げ、ブラッド本人については「芝居が好きで、ただの二枚目をやりたくないんだなと思いながら、芝居重視でやることが多いですね。顔がああいうイケメンで、日本でも人気が高いので、声の響きやちょっとした色気を乗せているというのはあります。ただ、この人は作品で主張して、やりたいものしかやらないんだろうなと感じます」と述べている[3]。 長らくブラッド本人と堀内の間に面識は無かったが[39]、吹き替えを担当するようになって25年の節目となる2022年8月23日に京都・TOHOシネマズ二条で開催された映画『ブレット・トレイン』ジャパンプレミアにサプライズゲストとしてブラッドと共に登壇した際に待望の初対面を果たし、ブラッドの方から堀内に歩み寄り「この人、誰だと思いますか?」と観客に向かって問いかける一幕もあり、堀内が「私はブラッド・ピットです」と返答すると会場は拍手喝采。同時にブラッド本人から「鏡を見ているようです」と言われ、堀内の声についても「(声が)セクシー」と褒められ、お墨付きを受けた。
ブラッド・ピットとの関わり