河川や砂防、治山工事で設置する構造物では、間伐材の丸太を組み上げて型枠とする場合がある。単純に丸太を積み上げると隙間ができるため、あらかじめパネル加工を行ったり、防水紙を張り隙間を埋めるなど様々な手法が採られる。丸太は再利用が不可能であるため、打設後は、脱型せずそのまま残存させるため残存型枠とも捨て型枠とも呼ばれる[4]。 鋼板や合板など素材で分類した型枠の種類ではなく、コンクリート表面に模様をつける目的で表面を加工した型枠のこと。景観や生態系上の配慮からコンクリート表面に凹凸を付ける際に用いられる。素材は、ウレタンフォームなど可塑性のものや金型で加工された鋼板などで作られている。
木製残存型枠を使った砂防ダム
化粧型枠
出典^ 型わく『新版 2級土木施工管理技士 受験用図解テキスト5 用語集』p40 土木施工管理技士テキスト編集委員会編 1987年
^ “地球環境保全の観点から
^ “南洋材丸太「輸入ゼロ」の未来 国内最大手が21年春廃業 国産材の活用広がる
典拠管理データベース: 国立図書館
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