型式学的研究法
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^ 伝播論は、進化論的な単線的発展論に対するアンチテーゼとして登場し、1920年代から1930年代にかけての多くの研究者の著作に共通する傾向である[16]
^ 進化主義と伝播主義について、藤本強は、次のように説明している。進化主義(単線的発展論)は、多少の時間の差はあっても同じ人間なのだから考えることはそれほど違わないという発想が基底にあり、一定地域で確認された事象は各地でも平行的に発展するであろうという見通しに立つが、伝播主義(伝播論)は人類史上画期的発明というものはしばしば起こるものではなく、せいぜい一度起こるだけであるという考え方が基底にあり、そこで一度起こった発明は民族移動などによって各地に広まったものであろうという見通しに立っている[16]
^ 弥生土器の研究で小林行雄が採用した「形式」概念は、モンテリウスの唱えた「型式の組列」に近いものであるが、山内清男が縄文土器の研究で用いた「型式」「土器型式」は土器の形態、特徴的な文様、施文法(文様のつけ方)、製作技術などの面で一致が認められる一群という意味であり、これらとは、異なる内容をもつ概念である。山内の用いた「型式」「土器型式」には多少の器種を内包し、さらにいくつかのカテゴリ(類型)に区分され、反面では組列を横断するものであって、小林行雄の用語でいえば「様式」に近い[22]
^ コレスポンデンス分析(Correspondence analysis, 対応分析)は、パリ第6大学のジャン=ポール・ベンゼクリ(フランス語版)によって1970年代初頭に開発された数量化理論における分析手法。

参照^ a b c d e f g h 大塚・戸沢(1996)p.96
^ 田中「型式学の問題」(1988)p.14。原出典はN.Aberg(1929)Bd.13
^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 田中「型式学の問題」(1988)pp.14-26
^ a b c d e f 安斎(1996)pp.33-37
^ Eggers(1959)
^ 田中「型式学の問題」(1988)p.15
^ Eggers(1959)による引用
^ a b c 南(2004)
^ a b 田中「型式学の問題」(1988)p.18
^ a b c d e 黒沢(1999)pp.26-27
^ a b 勅使河原(1997)p.5
^ 勅使河原(1997)pp.4-5
^ a b 藤本(1994)p.48
^ 田中「モンテリウス」(1988)p.337
^ a b c 阿部芳郎「型式学的研究法」(1997)pp.54-55
^ a b 藤本(1994)p.50
^ a b c 阿部祥人「考古学の基本用語50」(1997)pp.156-157
^ a b 横山(1988)p.377
^ a b c d e 鈴木(1988)
^ たとえば ⇒「進化論的年代論の進化論」(岡安光彦)など。
^「人工物と技術環境・使用文脈との共進化-携帯電話の例」(小林大州介) (PDF) 。
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