坂根正弘
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2013年同社相談役特別顧問[3]。2009年度から義務付けられた役員報酬開示制度では、報酬額1億2000万円であることが公表された。

コマツ創立以来初の赤字800億円計上という厳しい時期の就任であったが、構造改革の断行により2003年3月期には約330億円の営業黒字というV字回復を達成。欧米はもちろん、中国東南アジアインドアフリカなどの新興国グローバル展開を進め、2007年度は1700億円の経常利益を記録[4]2009年3月期には売上高2兆円、世界第2位の建設機械メーカーに導く。日本経済新聞の企業評価ランキング「PRISM(多角的企業評価システム)」で、2001年231位だったコマツを2007年、2008年連続1位とした[5]。2008年デミング賞本賞受賞。2009年には米ハーバードビジネスレビュー誌の「在任中に実績をあげた実行力のある最高経営責任者(CEO)」のトップ100に、日本人トップの17位に選出された[6]

日本経済団体連合会(経団連)評議員会副議長、環境安全委員会委員長、日本ロシア経済委員会副委員長、公益財団法人日印協会理事・副会長[7]国家戦略特別区域諮問会議議員、まち・ひと・しごと創生会議構成員[8]日中経済協会副会長などの要職を務め、経団連サブサハラ(サハラ以南)地域委員会委員長として対人地雷除去活動なども行っている[9]

2008年6月野村ホールディングス取締役、東京エレクトロン取締役[10]。2010年2月、大阪市立大学名誉博士[11]。2010年5月、経団連副会長就任[12]。同年6月小松製作所取締役会長[13]。2011年3月旭硝子取締役[10]。2011年日本品質管理学会会長[14]。2013年4月小松製作所取締役相談役。同年6月小松製作所相談役[13]。同年、産業競争力会議議員。2014年6月武田薬品工業取締役[10]。2014年7月、経済産業省総合資源エネルギー調査会会長[15]。2014年11月、旭日大綬章[16]。2015年6月鹿島建設取締役[13]。2018年、株式会社産業革新投資機構取締役会議長、産業革新投資委員会委員長[17]。2017年6月武田薬品工業取締役会議長。2019年7月小松製作所顧問[10]日本ディープラーニング協会特別顧問[8]。2019年7月復興庁福島浜通り地域の国際教育研究拠点に関する有識者会議座長[18]。12月公立大学法人大阪名誉特別顧問[19]

またコマツと縁の深い松井秀喜と2003年キャラクター契約を結び、現在も継続してサポートを続ける[20]

週1回はどこかで講演をおこなう[21]
著書

『限りないダントツ経営への挑戦-強みを磨き弱みを改革』 坂根正弘 日科技連出版社 2006年

『ダントツの強みを磨け ―私の履歴書―』 坂根正弘
日本経済新聞出版社 2015年

脚注[脚注の使い方]^ 中国新聞、2009年10月25日21面
特集:わが道・わが友/コマツ会長・坂根正弘氏(1)
^ 現代日本人名録2002、日外アソシエーツ、2002年1月、1176頁
^代表取締役の異動に関するお知らせ
^【IT Japan】「経営者には現場感覚が重要」--コマツの坂根正弘会長
コマツ会長 坂根正弘 : LONG-NET.COM
^ 中国新聞、2009年10月25日21面
コマツ会長 坂根正弘氏-21世紀は"その他"の国の時代
NIKKEI NET(日経ネット):日経の調査
^ CEOトップ100に日本人4氏 米ハーバードビジネスレビュー誌


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