また、『ロビン・フッド』(テレビ東京版)ではフリーマンが「わが名はアジーム・エディンバシャール・アル・バキール!」と雄叫びを上げるシーンを一発で決め、スタジオ中では拍手が起きたという[19]。
昔から黒人役が多かったといい、初のレギュラーも『黒いジャガー』のリチャード・ラウンドトゥリーであった。このことに関して「声がハスキーだから乱暴な役が多いんです(笑)」と述べ、二枚目役は昔からあまりなかったものの『冒険者たち』でアラン・ドロンを一度だけ吹き替えたことが印象的であったと述べている[16]。
「今後声をアテてみたい俳優は?」とインタビューで聞かれた際には「ニコラス・ケイジがうんと老けたら、その役をやってみたい」と答えており、「それまではね、頑張って長生きしたいですよ」と話していた[16]。
後任[ソースを編集]
坂口の療養及び死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。
後任キャラクター名概要作品後任の初担当作品
池田勝アラン・トランブル大統領『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズ『エンド・オブ・ステイツ』[注 1]
土師孝也ゲリー・ストライダム『バキ』『範馬刃牙』[20]
菅生隆之エリオット・メイソン『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4の第19話
堀内賢雄[注 2]サイラス・ラムズボトム『怪盗グルー』シリーズ『ミニオンズ フィーバー』
岩崎ひろし『怪盗グルーのミニオン超変身』[21]
石田圭祐パウエル『ダイ・ハード』スターチャンネル追加収録部分[22]
出演[ソースを編集]
テレビドラマ[ソースを編集]
記念樹 第8話「兄さん お父さん」(1966年)
大河ドラマ(NHK)
春の坂道(1971年) - 孫右衛門
国盗り物語(1973年) - 鳥居元忠
勝海舟(1974年) - 郡司千左衛門
黄金の日日(1978年) - 組頭
草燃える(1979年) - 紀行景
獅子の時代(1980年) - 弁士
翔ぶが如く(1990年) - 関勇徳
八代将軍吉宗(1995年) - 小笠原長重
葵 徳川三代(2000年) - 中村一氏
功名が辻(2006年) - 村長
軍師官兵衛(2014年)
土曜日の女シリーズ 天使が消えていく(1973年、NTV)※第3回は坂口吉貞でクレジット
八州犯科帳 第7話「絵馬堂に消えた女」(1974年、CX / C.A.L) - 宿役人
俺たちの旅 第24話「男の道はきびしいのです」(1976年、NTV)
太陽にほえろ! (NTV)
第194話「兄妹」(1976年)
第322話「誤射」(1978年)
第411話「長さんが人を撃った」(1980年)
土曜ドラマ / 松本清張シリーズ・依頼人(1977年、NHK) - 若手弁護士
青春ド真中!(1978年、NTV) - 加賀山宗雄 役
特捜最前線 第116話「真夜中のデッドアングル!」(1979年、ANB)
仮面ライダースーパー1 第8話「闘え一也!死のドグマ裁判」(1980年、MBS) - 海野
御宿かわせみ 第1話「水郷から来た女」(1980年、NHK) - 番頭
本日も晴天なり(1981 - 1982年) - 東島巡査 役
Gメン'82 第6話「サラ金に来た雨合羽の男」(1982年、TBS) - サラ金店長
モモ子シリーズ1「十二年間の嘘 乳と蜜の流れる地よ」(1982年、TBS) - トルコ風呂のマネージャー
父の詫び状(1986年、NHK) - 体育教師
銭形平次 第16話「神田川心中」(1987年、NTV) - 富坂辰蔵 役
氷点(1989年、ANB)
火曜サスペンス劇場 / 殺人捜査(1992年、NTV)
腕におぼえあり2(1992年、NHK) - 住職
松本清張一周忌特別企画・或る「小倉日記」伝(1993年、TBS) - ナレーション
土曜ワイド劇場 / 松本清張没後10年企画・疑惑(2003年、ANB) - 木下保 役
警視庁・捜査一課長(2018年) ‐ 村本康晴 役
映画[ソースを編集]
海抜0米(1964年)
エロス+虐殺(1970年 吉田喜重監督、現代映画社製作、日本アート・シアター・ギルド配給)
戦争と人間 第一部 運命の序曲(1970年 山本薩夫監督、日活)
戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河(1971年 山本薩夫監督、日活)
兄消える(2019年 西川信廣監督、「兄消える」製作委員会)
舞台[ソースを編集]
東京原子核クラブ(2006年、俳優座) - 大久保彦次郎
定年ゴジラ(文学座)
城
くたばれハムレット
月がとっても蒼いから
人が恋しい西の窓
ホームバディ/カブール
風と共に去りぬ(2011年、帝国劇場) - ミード博士