坂上忍
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出たくても出れないヤツがいっぱいおるのに」という言葉に衝撃を受け、その後バラエティ番組の出演機会は積極的に話すようにしていったという[71][72]

1998年の舞台「おもろい女」に出演した際、演出を担当した喜劇役者の三木のり平から、人生に大きな影響を受けた[73]

『バイキング』をきっかけに、小仲正重[68]が指揮する多数の番組でMCを務めるようになる。月曜MCのオファーが2013年12月頃に来た際に坂上は迷ったが、その頃対談した大竹まことの「俺たちはその時呼ばれたところが自分の居場所になるんだよ」との言葉で、引き受ける決断をしたと語る[71](競艇で大負けしたことも理由の一つに挙げている[74])。

俳優志望だった武井情(タレントの武井壮の兄)を付き人として雇ったが、病により24歳の若さで亡くなる。以降、「(彼以上には)愛情を注げない」という理由から付き人をつけていない[75][76]永島知洋(お笑いコンビお先にどうぞの元ツッコミ)はピン芸人を経て「アヴァンセ」に所属し、坂上の競艇番組・イベントでMCを務めたり、俳優としても多く共演してきている。

野々村真とは1985年のドラマ『ポニーテールはふり向かない』で共演[注釈 3]して以来の親交があり[77][78]、2014年から『バイキング→バイキングMORE』(月曜日)で2022年の番組終了まで共演、同時に坂上は野々村のことを「マコちゃん」と呼んでいる[79][80]。他に20年来の親友として金山一彦もいる[81](この2人は、坂上が若い頃に作った草野球チーム「坊主」に所属していた[82])。

ものまねタレントのコロッケと親交がある一方、坂上はプライベート時間を妨害してくる彼の事が苦手とも述べている[83]劇団若草の先輩に水島裕らがいる[84]。2003年に『銀座まんまんなか!』で共演して以降、市川左團次とも親交がある[85][86]

お笑い芸人では吉本興業所属の芸人との共演が多く、2014年時点で東野幸治[87]小籔千豊ブラックマヨネーズ吉田敬極楽とんぼ加藤浩次と親交があった[88]。加えて、博多大吉のことも好きと公言している[89][90]。年上芸人では、『有吉ゼミ』でも共演するレッド吉田と仲が良い[91]ヒロミとは古くから親交があり[92][93]、バラエティの仕事が増えた際に相談した間柄である[94]とんねるずとの共演は非常に少なく、木梨憲武とはフジテレビ系『憲武、フミヤ、ヒロミが行く! キャンピングカー合宿』(2015年6月13日、2016年6月12日放送)のみで(プライベートでは若い頃に世話になっていた[52])、石橋貴明とは未だに共演がない。

2017年1月に、2016年の路線変更後の『バイキング』や、『好きか嫌いか言う時間』といった討論番組のMCぶりに対して「中立な立場で発言[95]」「いつもフラット[96]」との好印象を持ったとされる歌手のASKAから、(それまで面識がなかったが)食事に誘われて応じた[97][98][99][100]

フジテレビアナウンサーの榎並大二郎とは、『バイキング』(2015年4月から2020年9月まで全5曜日)のほか『直撃!シンソウ坂上』でも共演し続けてきた[101]

2022年4月オープンの動物保護ハウス「さかがみ家」の立ち上げメンバーには、小野真弓古山憲太郎桑原みずきお宮の松佐藤真瑚嘉門洋子らが含まれ、中には坂上が演出した舞台の出演経験者もいる[102]

子役の育成

2012年6月17日放送の『
行列のできる法律相談所』や、同年11月27日放送の『スター☆ドラフト会議スペシャル』、2013年5月3日放送の『中居正広の金曜日のスマたちへ』などで「アヴァンセ」キッズアクタープロモーション所属の生徒達に厳しく指導している背景が放送された。坂上はこれに関して、自身が子役だった時の気持ちや矛盾などを理解していることから、スクールを開く勇気が持てたと語っている[103]

この厳しい指導の背景は、これまで多くの子役が大人になることで仕事を失っていくという厳しい現実を目の当たりにしてきたことや、自身が監督した映画のオーディションでの子役の画一的な挨拶・演技に対し違和感を覚えたことから、「うわべだけの芝居を教えても、将来まったく役に立たない」との思いがあり、子役に対しても大人の役者と同じ対応をとった上で「追い込んで追い込んでそれがパンって解放されたときに、多分お芝居の面白さとかっていうのは、子供でもちゃんと感じていただけると思ってる」と、その理由を語っている[104]

子役指導にあたり「カッコ付けてカッコ悪いことをやりたがらない時に『ジャニーズの人たちでさえやっているんだから、もっとやれ!』と指導している」と語った[105]

趣味・嗜好・特技

大の
好きであり、自宅で多頭飼いしている。要介護老犬を引き取って飼っている。愛犬のために20代で都内に一軒家を購入したが、2015年に『有吉ゼミ』の企画で千葉県内に2つ目となる家を建てた[33]。犬に対する姿勢は、子役時代に共演した役者犬のトレーナーから受けた影響に加え、人生で最も飲み歩いていた時期に飼い、ちゃんと世話をすることができないまま手放し、死に目にも会えなかった愛犬(ウェルシュ・コーギー)に対する贖罪の気持ちもあるとのこと[106]。当時の出海宏平ドッグトレーナーを恩人と呼び、『徳光和夫の感動再会!逢いたい』のスペシャル番組で再会を果たした[107]

父譲りのギャンブル好きに関しては麻雀愛好家としても有名で、『THEわれめDEポン』にたびたび出演している。年末にその年稼いだお金を全額競艇(主に平和島に顔を出していることが多い)につぎ込む行為を20歳の頃から続けているといい、そこでお金がなくならないと勤労意欲が湧かないとのこと[108]。2015年末に競艇で6000万円を失ったことを明かしている[109][110][111]。その流れで、年末に開催されるグランプリで決勝戦当日のゲストとして招かれることが多く、2019年まではグランプリが頻繁に開催される住之江競艇場大阪市住之江区)での決勝戦が日曜日の場合に限り、当日は大阪に滞在、翌日早朝は「おはよう朝日です」(ABC)にゲスト出演したあと、同番組の月曜日レギュラーコメンテーターである野々村真とともに東京に帰京し昼からの「バイキング」に出演していた。なお、地上波放送においては、競艇関連番組の司会・出演はないが、年数回放送される特番「坂上忍の勝たせてあげたいTV」にて競輪のGI決勝戦中継の司会を担当している。
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