地球連邦軍
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0149年:「ザンスカール帝国」建国[40][41]

0153年:ザンスカール戦争[42][28]。小型MSジェムズガンジャベリンが各部隊に配備されているが、これらの機体もすでに旧式化しており、軍の組織としての疲弊[43]も相まって地方部隊ではザンスカール帝国の侵攻に対して抵抗することもできない[44]状況。また、月のフォン・ブラウン・シティへと移転した地球連邦政府の中央議会は、ザンスカール帝国に対してほとんど黙認状態であり、何の対策も立てられない[43]ばかりか、地球への大規模侵攻を受けると帝国の思惑に乗って停戦協定を結んでいる[41]。しかしながら、これを良しとしないいくつかの部隊は独自に民間組織「リガ・ミリティア」の支援を開始[43]。戦争終盤には軍主流派からは疎まれながらも、「ジャンヌ・ダルク」を旗艦とする主力艦隊の一部が参戦している[43]。(アニメ『機動戦士Vガンダム』)

0169年:宇宙戦国時代の混迷化。地球連邦の弱体化により勢力圏は事実上、地球上のみに減退している。技術退行のため原型機をデチューンし、実弾兵装を標準としたジェムズガン改が主戦力。(漫画『機動戦士機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』)

0203年:マハの反乱。連邦の権勢は健在。究極の人型兵器とされるマン・マシーン(20m級)が戦場の主役となっている。連邦軍では量産機ガウッサを運用。(小説『ガイア・ギア』)

0217 - 0218年:地球連邦政府の崩壊。度重なるコロニー間の紛争を鎮めるために強攻策として各サイドの武力制圧を開始するが、反発したサイド自治政府は反発、抵抗を始めたことにより、高烈度紛争に発展。翌年には政府とサイド側が和解し、スペースコロニーはスペースセツルメントへと改称、旧連邦系勢力は比較的地球寄りのサイドと「セツルメント国家議会」を樹立する。機動兵器は引き続きMS(18m級)が一般的であり、議会軍ではブグを主力機として量産している。なお、月面都市と周辺サイドは別途セツルメント自由同盟を結成し、地球圏に2大勢力が並び立っている。(小説版『G-SAVIOUR』)

装備
歩兵用装備

地球連邦軍における歩兵の装備は、第1作目の『機動戦士ガンダム』よりその都度デザインが起こされている。現在ではOVA作品である『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』において描写された装備が、その後の多くの作品において基本とされた。映像作品で描写されている範囲では、一年戦争から機動戦士ガンダムUCの時代に至るまで長きに渡り使用されていることが分かる。その後の更新などについては不明である。

通常兵器やMSに関しては、連邦軍内の開発部門や工場により開発・生産された物の他、アナハイム・エレクトロニクスヴィックウェリントン社、ハービック社など民間企業も軍から受注して開発・生産を請け負う(ただし、最初のテレビシリーズ放映時には民間軍需産業の設定が存在しなかった)。一年戦争以降はMSとそれの運用能力を有する艦艇の配備が進められた。詳細は「宇宙世紀の登場機動兵器一覧」および「ガンダムシリーズの登場艦船およびその他の兵器一覧」を参照
火器
一年戦争時、ジオン公国においては歩兵用ビームライフルやビームバズーカなどを採用していたが、地球連邦軍は信頼性の高い実弾兵器を当時から使用している。拳銃に至っては西暦時代におけるベレッタM92を使用している事例もある。



M72A1 ブルパップ式アサルトライフル

M71A1 自動拳銃

M92F 自動拳銃

M101A3 "リジーナ" 対MSミサイル(AMSM)

M299 分隊支援火器


軍服
主にグレーの詰襟制服が使用されている。レビルエルランティアンムなど将官クラスは受けた勲章略綬を左胸に着けている。ジオン公国軍側もそうであるが、常装だけで明確な戦闘服迷彩服)が登場しておらず、この制服の上に戦闘用ヘルメット(大別すると、アメリカ軍のM1ヘルメットに似たものとフリッツタイプの2種類)や弾帯、サスペンダー等を装着している兵士が登場している。一方、ホワイトベース隊で使用されたもの(男性は青色、女性はピンク色)を他の兵士が着用した様子は見受けられない。またホワイトベース隊のみ、官帽が着用されることも最後までなかった(かぶっていたのはスレッガー・ロウのみ)。ゲーム作品まで範囲を広げれば、セガサターンソフト『機動戦士ガンダム ギレンの野望』及びPlayStationソフト『ジオンの系譜』で、オデッサ作戦でのジオン公国軍からの抵抗がなくなったことを知らせる男性兵士、メモを手にした女性兵士、通信機を扱う男性兵士の後ろ姿が描かれたのみである。なお、この三人が被っていたヘルメットは『第08MS小隊』に登場したフリッツタイプの物であった。また、同じくグレー色のツナギタイプの軍服を着用した兵士が『第08MS小隊』より登場している。これは地上用のものとみられ、現実の戦車兵の着用するツナギに近いデザインで描かれている。ただ、これは戦闘服としては描かれず、もっぱらMSの搭乗員や整備員が着用している姿が描かれている。後発の『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』や『機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles』でも同様であった。


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