一年戦争勃発以前より主力戦車や制空戦闘機、攻撃機や爆撃機といった通常兵器に加え、マゼラン級戦艦やサラミス級巡洋艦、コロンブス級補給艦といった宇宙艦艇など、多種多様な兵器を有していた。MSの登場後は、積極的にMSの開発を進めている。だが、第二次ネオ・ジオン抗争以降は新兵器開発に消極的な傾向が見られるようになり、『機動戦士ガンダムUC』では、当時の最新鋭機のジェガンはおろか、それ以前の機体すら配備されていない部隊もあった。
また長年にわたり仮想敵だったジオン公国とその系譜の組織が完全に絶えた宇宙世紀0120年代以降は軍としての質が大幅に低下、クロスボーン・バンガードやザンスカール帝国などの組織に圧倒される姿が多く見られた。150年代ではロールアウトが0120年代のジャベリン、ジェムズガンが最新の制式採用機として稼働しており、部隊によっては更に旧式のヘビーガンや60年前の大型機ジェガンさえも前線に駆り出される有様で、往時のガンダムタイプのような高性能機を作り出す力はなくなっている。艦船もラー・カイラム級の改修型が旗艦であり、こちらも更に旧型のサラミス級さえ運用が続けられている。
さらにその後の宇宙世紀を描いた漫画『機動戦士機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』(宇宙世紀0169年が舞台)では、ザンスカール戦争において連邦軍が消極的にしか動かなったことを受けて、連邦の組織能力の低下が見透かされ、宇宙戦国時代は更なる混迷に陥っている。このため、地球圏全域で技術退行が生じており、ビーム兵器の運用すら限定的なものとなっている。しかしながら小説『ガイア・ギア』(0203年が舞台)では、地球連邦政府は健在であるものの、連邦軍は事実上マハの管轄下に置かれ、軍の統率権は彼らが握っている。なお、本作ではMSに代わってマン・マシーンが機動兵器の中心となっている。より後年代となるCG・実写ドラマ『G-SAVIOUR』(0223年が舞台)では地球連邦は瓦解しているが、連邦政府の後継組織としてセツルメント国家議会が、地球連邦軍の後継としてセツルメント国家議会軍が誕生している。本作では機動兵器は引き続きMSが中心。
詳細は宇宙世紀#作品別年表を参照
宇宙世紀0001年:ラプラス事件。衛星軌道上の首相官邸「ラプラス」での改暦セレモニー時に爆破テロ。実行犯は速やかに検挙、支援する分離主義国家も壊滅。(小説・OVA『機動戦士ガンダムUC』)
0022年:連邦政府が地球上の紛争のすべての消滅を宣言[24]。