2013年8月29日(現地時間)、第70回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門で公式上映され、上映後は約1200人の観客から7分間のスタンディングオベーションを送られた[4]。9月15日、第38回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門観客賞を受賞した[5]。
2013年9月28日に全国72館で公開が開始され、初日2日間の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第11位となった[6]。公開13日後には興行収入1億円を突破した[7]。
香港では11月13日、台湾では11月22日より劇場公開開始[8] 1990年代初頭、本作の原型となるプロットの映画化をすすめていた園子温は篠原哲雄監督の『草の上の仕事』(1993年)を観て、平田役・橋本役を爆笑問題の太田光・田中裕二にオファーした。園子温自ら所属事務所に電話し、太田光代社長に交渉したがスケジュールの都合により断られたと後年ラジオ番組で共演した際に明かしている。[9]
逸話
受賞
第38回トロント国際映画祭 ミッドナイト・マッドネス部門 観客賞
エトランジュ国際映画祭 観客賞[10]
ファンタスティック・フェスト2013 ガットバスターコメディー部門 作品賞・監督賞[10]
第35回ヨコハマ映画祭[11]
2013年日本映画ベストテン第7位[12]
助演女優賞(二階堂ふみ)※『四十九日のレシピ』『脳男』の演技と合わせて
最優秀新人賞(星野源)※『箱入り息子の恋』の演技と合わせて
第37回日本アカデミー賞 新人俳優賞(星野源)※『箱入り息子の恋』の演技と合わせて
第56回ブルーリボン賞 助演女優賞(二階堂ふみ)※『四十九日のレシピ』『脳男』の演技と合わせて[13]
『映画芸術』2013年日本映画ベストテン&ワーストテン・ワースト3位[14]
第23回東京スポーツ映画大賞 助演女優賞(二階堂ふみ)※『四十九日のレシピ』の演技と合わせて[15]
脚注[脚注の使い方]
注釈^ アルレーの小説は土曜ワイド劇場『北海道殺人旅行 私の婚約日記』(1981年)とそのリメイク作『北の果て襟裳岬・婚約旅行殺人事件』(1993年)の原作になった。