内閣府の一部の資料内では「大都市(東京圏、名古屋圏、大阪圏)を除く地域」と定義し、用いられることがある[11]。
道路構造令では「市街地を形成している地域又は市街地を形成する見込みの多い地域」を都市部とし、「都市部以外の地域」を地方部と規定している[12]。 国との類比で、様々な法人に関連する地域や組織(組織構造)に関しても、類似の使われ方をすることがある。 [注 5][注 6]
転用
全域に対する一部の地域
企業の活動する全域に対してその中のひとつの地域を「地方」と考える。[注 3][注 4]
本社に対する支社、本部に対する支部
脚注[脚注の使い方]
注釈^ この意味では、地図などでは英語を用いて「エリア」と呼ぶことが多い。日光エリア(旧日光市周辺)、吉備エリア(岡山県周辺=岡山県と広島県東部の備後地区)、倉敷地方、知床エリア
^ 各国の首都圏も、この意味のひとつの「地方」となりうる。
^ ビジネス用語では「地域」をしばしば英語を用いて「area
^ 企業で地域ごとに地方営業所を配置する場合、例えば、東京に本社がある場合でも、東京という一地域を管轄する「東京営業所」が設置されることも(しばしば)ある。
^ プロ野球では、本拠地球場以外での試合開催のことを「地方開催」という。Jリーグでも本拠地のサッカー場以外を「地方」と呼ぶことがある。
^ 大学の本部所在地以外で実施する入学試験を「地方入試」「地方受験」等と言うことがある。そのため、例えば大阪に本部を置く大学では東京に入試会場を設置した場合に「地方受験」「地方会場」となる。
出典^ a b c 『広辞苑第六版』 2008年 ISBN 9784000801218
^ a b 大辞泉「ちほう【地方】」