土曜ワイド劇場
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本編のオープニングでは原作者ごとに異なるオリジナルのテーマ曲が使用されており、1996年3月までは主要出演者と共にオープニング最後には、原作者・脚本家・音楽家・監督が画面に登場していた[10]。オープニングに原作者などが登場するのはスタッフを大切にする井塚英夫チーフプロデューサーが決めたことだという[21]。1996年4月からタイトルロゴが変更。

1977年7月2日?1979年3月31日

しゃぼん玉の中からロゴがズームインして来て、しゃぼん玉の飛ぶ映像に変わるというもので、BGMはPOP調のほのぼのとした感じのものだった。

テーマ曲名:ジャン=ジャック・ペリー「Berceuse Pour Un Bebe Robot (Lullaby For A Baby robot)」


1979年4月7日?1993年10月2日

赤いスポットライトが現れ、緑に変わり、旧タイトルロゴが登場する。Xの字にレインボーのサインが踊り、最後に白い文字で旧タイトルロゴが現れ、その後はスポットライトが踊りいつしか自動車の前照灯に変わり、青を背面にロゴが舞い上がるというもので、BGMはミステリアス調の殺伐とした感じのものだった。因みにオーケストラ編成によるミステリアスなBGMの作曲者は『仁義なき戦い』でも有名な津島利章である。


1993年10月9日?1996年3月30日

新宿副都心の高層ビルの風景から白人女性の目→回廊の階段を逃げる様に下りる女性→三日月→赤ワイン→ワインがこぼれる様とから血が混じる海にダブらせる映像から起き上がると夜景になり、旧タイトルロゴ(黒い縁に青い背景)がCGで現れるというものだった。BGMは大野克夫による「フィルムコンポーザーセレクション 大野克夫 テレビ編 ?太陽にほえろ!/ザ・刑事?」に収録されている(VPCD-81139)。この代まで、オープニング→その日放送されるドラマの予告→提供クレジット表示の流れになっていた(それ以降はオープニングの後に提供クレジット表示)。サスペンス色が強い曲調の前作からふわっと・さわやかとした癒しを基調としたしらべに180度転換されたほか、(テレ朝制作週と朝日放送制作週とでバラバラだった)エンドカードの書体が統一された。


1996年4月6日?1997年3月29日

時計台が落雷で崩れ落ち、金髪の女性がフクロウ・黒猫・鷲に睨まれながら逃げるように走る姿をホラー映画風な形で描かれ、最後にタイトルロゴ(金色の背景)が現れるというものだった。BGMはホラー調の曲で、提供提示のところあたりでは「あなたの愛になりたい」の一部らしきメロディーが流れていた。この代まで、当日放送のドラマ予告・エンディングコールでの「次回をおたのしみに!」のテロップ表記がそれぞれあった。またタイトルロゴに変更となり、「Saturday Night at the Mysteries」の副題がついた。またこのオープニングは朝日放送製作の場合に限り、2004年9月頃まで使用された。


1997年4月5日?2004年10月30日

番組20周年記念を目前に制作した。前代までのオープニングとは打って変わり、着物姿の少女や日本人形などの和風モチーフが多用されている。ボサボサの髪を揺らしながら羽織や袴を振り乱して走る人物が登場するなど、全体的に金田一耕助シリーズを彷彿とさせる演出が所々にある。2020年放送の志村&所の戦うお正月において、横溝正史江戸川乱歩の世界観を表現したものと紹介された。スポンサー表示時のバックには9個のキューブが回転している。OP内で疾走する金田一耕助風の男性を演じたのは樋口浩二、OP監督は佐藤嗣麻子。BGMは片倉三起也ALI PROJECT)「Diabolic Sequence (TV Size Version)」。ホラー映画風のミステリアスな曲調だった。津島とは正反対の作曲法で、片倉のオープニングは鍵盤楽器で発想したものからコピーアンドペーストでオクターブを縫ったものである。MIDI時代のオーケストレーションを生かした秀作。


2004年11月6日?2015年3月28日

主に長期シリーズ化された(されている)作品の1シーンがフォトレタッチ加工のイラストで描かれ、順番に映し出されるというもの。1996年から追加された副題「Saturday Night at the Mysteries」のテキストが多用に流れるのも特徴。画面サイズが16:9のワイド画面になった。BGMは「週末ロマンス」(作曲:稲見英夫)。CD化はされていないが、テレビ朝日の公式携帯サイトで着メロがダウンロードが可能。(要有料会員登録)。ちなみに登場する作品は順番に、1.法医学教室の事件ファイル→2.西村京太郎トラベルミステリー→3.火災調査官:紅蓮次郎→4.温泉若女将の殺人推理→5.タクシードライバーの推理日誌→6.救命救急士・牧田さおり→7.牟田刑事官→8.尼さん探偵シリーズ→9.赤かぶ検事奮戦記→10.終着駅シリーズ→11.事件→12.京都殺人案内→13.家政婦は見た!→14.江戸川乱歩シリーズ・明智小五郎 となっている。フルオケの打楽器は津島版のシロフォンではなく、チューブラーベルで重厚に響く。


2015年4月4日より、前述の通り朝日放送制作の解説放送の解説者が交代されたと同時にオープニングテーマが廃止された。

番組案内『今夜の推理はコレダ!』

番組のスタート直前、21:00 - 21:02(実質は21:00.30 - 21:01の30秒間)にミニ番組として全国向け(一部地域を除く)に放送されていた見どころ(予告)枠。スタジオからテレビ朝日の女性アナウンサーが今日のこの番組の放送内容の見どころをVTRを交えて紹介していた。後に『今夜の土曜ワイド劇場』へ改題され、スタジオパートは廃止された。

(※「時計の鐘の音が響いた後、女性アナウンサーが放送内容の見どころを紹介」という流れとスタジオセットは裏番組も似たものを採用していた。なお、当番組ではスタジオパートでミステリアス調のBGMが流れていたが、ごく稀に他のBGMに差し替える事があった)
番組案内『今夜の土曜ワイド劇場』

番組のスタート直前、20:58 - 21:00(実質は20:58.30 - 20:59の30秒間。1996年3月30日放送分までは21:00 - 21:02(実質は21:00.30 - 21:01の30秒間))にミニ番組として全国向け(一部地域を除く)に放送されていた見どころ(予告)枠。今日のこの番組の放送内容の見どころをVTRで放送していた。

なお、2016年4月2日からは『今夜の土曜プライム』に改題され、この日開始の『土曜プライム』で『土曜ワイド劇場』以外を放送する際にも原則放送される(ごくまれに放送なしの回があり)。またこの日から放送枠と告知時間は変わらないものの、前CMが1分増えて正式開始時刻が20:59:30に変更され、そのままステブレレスで本編開始となる。
次回予告

エンディング後の次回予告について、2作品紹介される。

通常は翌週と翌々週の作品で予告VTR(昔はフィルム)の前に「来週の土曜ワイド劇場は」「これからの土曜ワイド劇場は」の一枚画(CG)が出る。

翌週が特別番組(ドラマ・時代劇スペシャルなど)の場合は「来週のこの時間は」となる。また翌々週が特別番組の場合なら3週間後に放送予定の作品が紹介され、特別番組の紹介はしない。

ちなみに特別番組終了後には「来週の土曜ワイド劇場は」として翌週放送予定の作品のみ紹介される。2015年2月放送分より次回予告は番組本編中の中CM枠[注 29] に移動されて、翌週以上の放送作品案内については番組ホームページとデータ放送のみに移行されて、番組内での紹介はなくなった(翌週が特別番組を放送するときは「来週のこの時間は」と字幕表示されて特別番組の紹介を行なっている(エンディング後はそのまま後クレが流れている)。
歴代エンディングテーマ

放送20年目に入った1996年7月6日放送分より、このタイアップ曲によるエンディングテーマが使われる様になった(これと同時に音声もモノラルからステレオ放送になる)。これ以前は作品に因んだ曲や専用のBGMがエンディングテーマとして使われていた。現在も稀にエンディングテーマを流した後に従来通りの選曲を行うパターン(代表例:『家政婦は見た!』)やエンドロール中盤まで作品専用のエンディングテーマを流してからフェードインする形で固定のエンディングテーマを流すパターン(代表例:『京都殺人案内』)もある。ごくまれではあるが、終了した連続ドラマの単発スペシャルを放送した場合など、通常使用するエンディングテーマを一切使用せず、当該連続ドラマと同一のエンディングテーマのみを使用することがあった(例:『特別企画・黒革の手帖スペシャル?白い闇』)。

1996年7月6日 - 1997年3月29日:辛島美登里「あなたの愛になりたい」

1997年4月5日 - 1998年9月26日:松田聖子あなたのその胸に

1998年10月3日 - 2000年3月25日:TRFJOY

2000年4月1日 - 2002年12月28日:ZARDpromised you

2003年1月4日 - 9月27日:ゴスペラーズ北極星

2003年10月4日 - 2007年6月30日:Kiroroもう少し

2007年7月7日 - 2010年6月26日:BoASmile again

2010年7月3日 - 2011年9月24日:森山直太朗花鳥風月

2011年10月1日 - 2013年3月30日:熊木杏里「今日になるから」

2013年4月6日 - 2016年9月24日:スキマスイッチスカーレット

2016年10月1日 - 2017年4月8日:秦基博70億のピース

ネット局
最終回時点でのネット局「土曜プライム#最終回時点でのネット局」を参照
過去のネット局
『土曜プライム』開始前までのものに限る。系列は現在の系列。放送当時他系列とのクロスネット局だった局は○を付加してある。

放送対象地域放送局系列備考
青森県
青森放送(RAB)日本テレビ系列○1977年7月2日(放送開始)から1991年10月の青森朝日放送開局まで[注 30][注 31]


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