2008年6月7日放送分より、地上波デジタル放送・ワンセグで番組連動データ放送を行っている。
2009年7月18日より朝日放送制作分のみ副音声による解説放送を実施(解説者は和沙哲郎〈当時朝日放送アナウンサー〉だったが、和沙の定年退社後2015年4月担当回からは前塚厚士に交代した。)。再放送でもこれ以降の作品に限り適用される。翌2010年10月2日からテレ朝制作分でも解説放送を開始(解説者はテレビ朝日アナウンサーの野村真季[注 27]。第1回は『西村京太郎トラベルミステリー・伊豆の海に消えた女』)。
また、これ以前に制作された作品についても、字幕放送用字幕と副音声解説を付加した再放送版が一部作品で制作され、地方局などでの再放送時に放送されている[注 28]。
ジャンクションは長期に渡って5秒間だったが、2010年4月17日からは、直前番組『天才をつくる!ガリレオ脳研』の司会である城島茂と内田恭子が「『ガリレオ脳研』の後は!」と言ってから、今日の放送内容を説明する形(計15秒)に代わった。 本編のオープニングでは原作者ごとに異なるオリジナルのテーマ曲が使用されており、1996年3月までは主要出演者と共にオープニング最後には、原作者・脚本家・音楽家・監督が画面に登場していた[10]。オープニングに原作者などが登場するのはスタッフを大切にする井塚英夫チーフプロデューサーが決めたことだという[21]。1996年4月からタイトルロゴが変更。 番組のスタート直前、21:00 - 21:02(実質は21:00.30 - 21:01の30秒間)にミニ番組として全国向け(一部地域を除く)に放送されていた見どころ(予告)枠。
歴代オープニング
1977年7月2日?1979年3月31日
しゃぼん玉の中からロゴがズームインして来て、しゃぼん玉の飛ぶ映像に変わるというもので、BGMはPOP調のほのぼのとした感じのものだった。
テーマ曲名:ジャン=ジャック・ペリー「Berceuse Pour Un Bebe Robot (Lullaby For A Baby robot)」
1979年4月7日?1993年10月2日
赤いスポットライトが現れ、緑に変わり、旧タイトルロゴが登場する。Xの字にレインボーのサインが踊り、最後に白い文字で旧タイトルロゴが現れ、その後はスポットライトが踊りいつしか自動車の前照灯に変わり、青を背面にロゴが舞い上がるというもので、BGMはミステリアス調の殺伐とした感じのものだった。因みにオーケストラ編成によるミステリアスなBGMの作曲者は『仁義なき戦い』でも有名な津島利章である。
1993年10月9日?1996年3月30日
新宿副都心の高層ビルの風景から白人女性の目→回廊の階段を逃げる様に下りる女性→三日月→赤ワイン→ワインがこぼれる様とから血が混じる海にダブらせる映像から起き上がると夜景になり、旧タイトルロゴ(黒い縁に青い背景)がCGで現れるというものだった。BGMは大野克夫による「フィルムコンポーザーセレクション 大野克夫 テレビ編 ?太陽にほえろ!/ザ・刑事?」に収録されている(VPCD-81139)。この代まで、オープニング→その日放送されるドラマの予告→提供クレジット表示の流れになっていた(それ以降はオープニングの後に提供クレジット表示)。サスペンス色が強い曲調の前作からふわっと・さわやかとした癒しを基調としたしらべに180度転換されたほか、(テレ朝制作週と朝日放送制作週とでバラバラだった)エンドカードの書体が統一された。
1996年4月6日?1997年3月29日
時計台が落雷で崩れ落ち、金髪の女性がフクロウ・黒猫・鷲に睨まれながら逃げるように走る姿をホラー映画風な形で描かれ、最後にタイトルロゴ(金色の背景)が現れるというものだった。BGMはホラー調の曲で、提供提示のところあたりでは「あなたの愛になりたい」の一部らしきメロディーが流れていた。この代まで、当日放送のドラマ予告・エンディングコールでの「次回をおたのしみに!」のテロップ表記がそれぞれあった。またタイトルロゴに変更となり、「Saturday Night at the Mysteries」の副題がついた。またこのオープニングは朝日放送製作の場合に限り、2004年9月頃まで使用された。
1997年4月5日?2004年10月30日
番組20周年記念を目前に制作した。前代までのオープニングとは打って変わり、着物姿の少女や日本人形などの和風モチーフが多用されている。ボサボサの髪を揺らしながら羽織や袴を振り乱して走る人物が登場するなど、全体的に金田一耕助シリーズを彷彿とさせる演出が所々にある。2020年放送の志村&所の戦うお正月において、横溝正史・江戸川乱歩の世界観を表現したものと紹介された。スポンサー表示時のバックには9個のキューブが回転している。OP内で疾走する金田一耕助風の男性を演じたのは樋口浩二、OP監督は佐藤嗣麻子。BGMは片倉三起也(ALI PROJECT)「Diabolic Sequence (TV Size Version)」。ホラー映画風のミステリアスな曲調だった。津島とは正反対の作曲法で、片倉のオープニングは鍵盤楽器で発想したものからコピーアンドペーストでオクターブを縫ったものである。MIDI時代のオーケストレーションを生かした秀作。
2004年11月6日?2015年3月28日
主に長期シリーズ化された(されている)作品の1シーンがフォトレタッチ加工のイラストで描かれ、順番に映し出されるというもの。1996年から追加された副題「Saturday Night at the Mysteries」のテキストが多用に流れるのも特徴。画面サイズが16:9のワイド画面になった。BGMは「週末ロマンス」(作曲:稲見英夫)。CD化はされていないが、テレビ朝日の公式携帯サイトで着メロがダウンロードが可能。(要有料会員登録)。ちなみに登場する作品は順番に、1.法医学教室の事件ファイル→2.西村京太郎トラベルミステリー→3.火災調査官:紅蓮次郎→4.温泉若女将の殺人推理→5.タクシードライバーの推理日誌→6.救命救急士・牧田さおり→7.牟田刑事官→8.尼さん探偵シリーズ→9.赤かぶ検事奮戦記→10.終着駅シリーズ→11.事件→12.京都殺人案内→13.家政婦は見た!→14.江戸川乱歩シリーズ・明智小五郎 となっている。フルオケの打楽器は津島版のシロフォンではなく、チューブラーベルで重厚に響く。
2015年4月4日より、前述の通り朝日放送制作の解説放送の解説者が交代されたと同時にオープニングテーマが廃止された。
番組案内『今夜の推理はコレダ!』