土俵祭_(映画)
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葛木香一 - 白玉親方[1][2][5]

近松里子 - 君子[5]

原健策 - 江戸ッ子清吉[2][5]

その他

監督の丸根は前作の『マリア・ルーズ號事件 奴隷船』という「あくどい娯楽映画」を監督したのち、次作として添田知道原作の作品の監督を務める予定であったが、急遽当作の監督を務めることとなり、内容を知らないままに「気持のいい娯楽映画」の監督を務めることとなった[5]。この経緯から、企画の立ち上げや脚本の制作の過程において、丸根は関与していない[5]

脚本を執筆した黒澤は前年1943年に『姿三四郎』で監督デビューを果たしているが、これまでにも何本かの映画脚本を書いていた[5]。黒澤によれば、助監督時代の給料が48円のところ大映からの脚本料は200円で、3本書けば助監督としての年間給料の総額を上回っていた[8]。ところが、この黒澤の脚本は何らかの事情で改訂を余儀なくされ、その改訂作業は黒澤の仕事の都合により丸根自身が行うこととなった[5]。具体的な改訂個所は不明だが、丸根は黒澤の書いた「独特の味」を削ぎやしないかと思いつつ、改訂作業にあたっていたという[5]

相撲の所作指導は、千恵蔵と親交のあった当時小結輝昇が行った[9]
脚注^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r土俵祭(KINENOTE)
^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s土俵祭(日本映画データベース)
^ a b c d e f g h 田中純一郎『日本映画発達史V』戦後映画の解放』、中公文庫、P.153
^ a b c d e f g h i j k 土俵祭(KADOKAWA) アーカイブ 2021年8月25日 - ウェイバックマシン


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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