1. ^ パリ講和会議中の1919年4月28日に採択された「国際連盟規約」が、同年6月28日、ヴェルサイユ条約の第1編として盛り込まれた。これに調印した42ヵ国が国際連盟の原加盟国[3]であり、規約の発効日である1920年1月10日を加盟年月日としている[2]。
ただし、1929年発行の「国際聯盟年鑑[1]」によると、以下の国家については別の年月日を加盟日と記している。
アルゼンチン - 1919年7月18日
チリ - 1919年11月4日
ペルシア帝国 - 1919年11月21日
パラグアイ - 1919年12月26日
セルブ・クロアート・スロヴェーヌ王国(ユーゴスラビア王国) - 1920年2月10日
ベネズエラ - 1920年3月3日
ノルウェー - 1920年3月5日
キューバ、 スイス、 デンマーク - 1920年3月8日
オランダ、 スウェーデン - 1920年3月9日
コロンビア - 1920年2月16日
エルサルバドル - 1920年3月10日
ギリシャ王国 - 1920年3月30日
ルーマニア王国 - 1920年4月7日
ポルトガル - 1920年4月8日
ハイチ、 リベリア - 1920年6月30日
中華民国 - 1920年7月16日
ニカラグア、 ホンジュラス - 1920年11月3日
加盟
1. ^ 1921年に英愛条約によってイギリス(グレートブリテン及びアイルランド連合王国)から分離したアイルランド自由国は連盟加盟を申請し、連盟総会では満場一致で加盟を承認した[4]。
2. ^ アビシニア(エチオピア)加盟に当たって同国の奴隷制度が問題視された。国際連盟は2年に及ぶ調査を実施し、同政府に対して奴隷制度廃止への努力、同制度においては内政問題ではなく連盟が介入しうる問題であるということに同意することが加盟条件として提示された[5]。