石油掘削の技術には一日の長を持つが、1970年代まではセブン・シスターズを含めて20社程度しか手がけることが出来なかった石油の上流事業も、2000年を過ぎると200社以上が参入し、激しい競争に巻き込まれている。さらに、モータリゼーションが続く新興国では石油需要の伸びが見られるもの、先進国では、需要家が石油以外の熱源の転換を進めるともに、2010年代時点では石油に依存する航空や自動車分野では、燃費の改善を進めるなどして石油需要の低下傾向が顕著となっている。このため、大手4社は石油企業から総合エネルギー商社への転換を急いでいる。
スーパーメジャー
エクソンモービル(2014年度・売上高3941億ドル)
シェル(2014年度・売上高4211億ドル)
BP(2014年度・売上高3587億ドル)
シェブロン(2014年度・売上高2004億ドル)
トタルエナジーズ(2014年度・売上高2361億ドル)
コノコフィリップス(2014年度・売上高555億ドル)
その他の民間大手石油会社
オクシデンタル・ペトロリウム
レプソル
以下は日本における民族資本の主要会社 一方、ロシアや中国などの主な国営企業7社の原油生産シェアが合わせて30%、保有する油田の埋蔵量でも30%[2]と存在感を増してきており、かつてのセブンシスターズになぞらえて、以下の国営企業7社を新・セブンシスターズと呼ぶ声もあがっている[1]。 出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2022年8月)
ENEOSホールディングス(2018年度・売上高10兆3,010億円)
INPEX
出光興産
富士石油
新セブンシスターズ
サウジアラムコ(サウジアラビア)
ペトロナス(マレーシア)
ペトロブラス(ブラジル)
ガスプロム(ロシア)
中国石油天然気集団公司(中国)略称:CNPC、中石油、ペトロチャイナ
イラン国営石油(NIOC)(イラン)
ベネズエラ国営石油会社(PDVSA)(ベネズエラ)
その他の大手国営企業
中国石油化工集団公司(中国) - 略称:Sinopec(シノペック)、中石化
中国海洋石油(中国) - 略称:CNOOC(シーノック)、中海洋
中国中化集団公司(中国) - 略称:SINOCHEM(シノケム)、中化
台湾中油(台湾)
ONGC(インド)
インド石油会社
セイロン・ペトロリアム(スリランカ)
ソカー(アゼルバイジャン)
クウェート石油公社(英語版)(クウェート)
アブダビ国営石油(アドノック、アブダビ)
Eni(エニ、イタリア)
エクイノール(ノルウェー)
ネステ(フィンランド)
OMV(オーストリア)
PKNオーレン(ポーランド)
ソナトラック(アルジェリア)
ナイジェリア国営石油(英語版)(ナイジェリア)
サソール(南アフリカ
ペメックス(メキシコ)
エコペトロール(英語版)(コロンビア)
脚注[脚注の使い方]^ a b “The new Seven Sisters: oil and gas giants dwarf western rivals”. The Financial Times. (2007年3月11日). http://www.ft.com/cms/s/2/471ae1b8-d001-11db-94cb-000b5df10621.html 2009年3月7日閲覧。
^ ⇒“石油価格高騰に伴う資源ナショナリズムと地政学的リスクの高まり” (PDF). みずほ銀行. (2008年4月4日). ⇒http://www.mizuho-ri.co.jp/research/economics/pdf/report/report08-0404.pdf 2009年3月7日閲覧。
参考文献
石油天然ガス・金属鉱物資源機構編『台頭する国営石油会社:新たな資源ナショナリズムの構図』(エネルギーフォーラム、2008年)ISBN 9784885553479
関連項目
資源メジャー一覧
アーマンド・ハマー
エンリコ・マッテイ
ジャン・ポール・ゲティ
外部リンク
『国際石油資本』 - コトバンク
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話
編
歴
石油企業
純民間企業
エクソンモービル
シェブロン
コノコフィリップス
シェル
BP
トタルエナジーズ
レプソル
JX石油開発
出光興産
台湾プラスチックグループ
政府出資企業
国有企業