国際オリンピック委員会
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このIOC委員で組織するIOC総会がIOCの最高意思決定機関となる。

IOC総会によってIOC会長、IOC副会長、理事会理事、会計役が選出され、これらの者で理事会を構成する。理事会の下には各種委員会が組織される。委員会のメンバーはIOC委員以外からも選任されることがある。
関係団体

下部組織として以下の財団、株式会社(スイス法人)、有限責任会社(スペイン法人)を所有・管理しており、商標権等の管理や放送権の販売、国際放送の制作、ウェブサイトの運営などは、これらの傘下法人が行っている[3]

オリンピック文化遺産財団(Olympic Foundation for Cuture and Heritage スイス・ローザンヌ)

オリンピック財団(Olympic Foundation スイス・ローザンヌ)

IOC テレビジョン&マーケティング・サービス S.A.(IOC Television and Marketing Services S.A. スイス・ローザンヌ)

オリンピック・パートナー・プログラム(The Olympic Partner Programme スイス・ローザンヌ)


オリンピック・ブロードキャスティング・サービス S.A.(Olympic Broadcasting Services S.A. スイス・ローザンヌ)

オリンピック・ブロードキャスティング・サービス S.L.(Olympic Broadcasting Services S.L. スペインマドリード


オリンピック・チャンネル・サービス S.A.(Olympic Channel Services S.A. スイス・ローザンヌ)

オリンピック・チャンネル・サービス S.L.(Olympic Channel Services S.L. スペイン・マドリード)



オリンピック・ソリダリティー(Olympic Solidarity スイス・ローザンヌ)

歴代会長

代出身国会長在任
1
ギリシャディミトリオス・ヴィケラス1894?1896年
2 フランスピエール・ド・クーベルタン男爵1896?1925年
3 ベルギーアンリ・ド・バイエ=ラトゥール伯爵1925?1942年
スウェーデンジークフリード・エドストレーム1942?1946年代行
1946?1952年
5 アメリカ合衆国エイベリー・ブランデージ1952?1972年
6 アイルランドマイケル・モリス・キラニン男爵1972?1980年
7 スペインフアン・アントニオ・サマランチ侯爵1980?2001年
8 ベルギージャック・ロゲ伯爵2001?2013年
9 ドイツトーマス・バッハ2013年 ?

IOC理事会

IOC理事会は、IOC会長1名、IOC副会長4名、エグゼクティブメンバー10名の計15名で構成される[4]。任期はそれぞれ4年で、IOC総会において選出選挙や再任選挙が行われる。

役職名前国
会長トーマス・バッハ ドイツ
副会長ツァイチン・ユー(于再清)(英語版) 中国
セルミャン・ウン(黄思綿)(英語版) シンガポール
ジョン・コーツ オーストラリア
ニコール・ホーベルツ(英語版) アルバ
エグゼクティブメンバーロビン・ミッチェル(英語版) フィジー
デニス・オズワルド スイス
ネナド・ラロビッチ(英語版) セルビア
イヴォ・フェリアーニ(英語版) イタリア
ファイサル・アル=フセイン(英語版) ヨルダン
ナワル・エル・ムータワキル モロッコ
ミカエラ・コジャンコ=ジャウォルスキ(英語版) フィリピン
ジェラルド・ヴェルテイン(英語版) アルゼンチン
クリスティン・クロスターアーセン(英語版) ノルウェー
エンマ・テルホ(英語版) フィンランド
事務局長クリストフ・ド・ケッペル(英語版) ベルギー

IOC委員会

詳細は国際オリンピック委員会委員一覧を参照

IOC委員はIOC総会の度に選出及び再任される。IOC委員の定員は115人で定年は70歳(1999年以前に選出された委員は80歳)、定員115人のうち国内オリンピック委員会 (NОC) 会長、選手委員、国際競技連盟 (IF) 会長がそれぞれ15人以下の人数が入ることになっている。

委員会議長国
IOCアスリート委員会カースティ・コベントリー ジンバブエ
IOC競技者随行員委員会セルゲイ・ブブカ ウクライナ
IOC監査委員会ピエール-オリビエ・ベッカーズ-ヴィージャン ベルギー
IOCコミュニケーション委員会アナント・シン 南アフリカ共和国
IOC未来の夏季開催地委員会 2032年夏季オリンピッククリスティン・アーセン ノルウェー
IOC未来のホスト国冬季委員会 2030年冬季オリンピックオクタヴィアン・モラリウ ルーマニア
IOCフューチャーホスト夏季委員会 2030年夏季ユースオリンピック(YOG)クリスティン・クロスター・アーセン ノルウェー
IOC調整委員会 ロサンゼルス 2028ニコル・ホーヴェルツ アルバ
IOC 調整委員会 ダカール 2026 (YOG)カースティ・コベントリー ジンバブエ
IOC 調整委員会 ミラノ・コルティーナ 2026 年サリ・エッサヤ フィンランド
IOC調整委員会 パリ 2024ピエール-オリビエ・ベッカーズ-ヴィージャン ベルギー
IOC 調整委員会 江原 2024 (YOG)チャン・ホン 中国
IOC調整委員会 北京 2022ファン・アントニオ・サマランチ スペイン
IOC調整委員会 東京2020ジョン・ダウリング・コーツ オーストラリア
IOC文化・オリンピック遺産委員会Khunying Patama Leeswadtrakul タイ
IOC デジタル&テクノロジー委員会ゲラルド・ヴェルティン アルゼンチン
IOC 倫理委員会潘基文 韓国
IOC 財務委員会ン・サー・ミアン シンガポール
IOC 委員選挙委員会アン王女 イギリス


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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