国鉄D51形蒸気機関車
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

^ 昇圧後で動軸重は第1動軸から順に14.73t・14.77t・14.95t・15.11t。
^ また山岳路線の多い中部地方の機関区所属車を中心に、撒砂管を3本とも前進用に並べ替えたものが多々ある(本来は最後尾の1本は逆行用で第3動輪の直後に付いていたが、これを第4動輪の前に向け直した)
^ ただし日立製の12両は普通型ドームで製作されている。
^ 量産型(標準型)・準戦時型共々200両超のボイラー交換車が存在し、この結果準戦時型・戦時型由来であってもD51 1098のように好調機として重用された車両がある。
^ 自動給炭機を取り付けた2両が該当する。
^ 石炭12 t 、水20 m 3であるがD51が従来用いていた8-20B形の炭庫を増量したものではなく、C57が用いていた12-17D形炭水車の前後長・水槽容積を増加させた新設計のもので、炭水車単体の運転整備重量も52.10 t に大型化されている。[32]
^ これらは常磐線電化後は分散配置となっている。
^ 吹田操車場で使用された車両では、入換時の見通しを改善する目的から除煙板を撤去した。当時使用されていたD51 51は保存の際に除煙板を復元。
^ D51形・C59形の問題点を踏まえ、1943年(昭和18年)より製造されたD52形では、煙室を前に伸ばし煙突中心でD51より550 - 600 mm前進させた上で更に火室に920 - 1,000 mm の燃焼室を付加し、その分煙管長さを切り詰めており、ボイラの前後重心が前に移るように徹底されている。
^ というよりE10の空転のしやすさが異常で、「落ち葉を踏んだり保線夫がレールに地下足袋で乗るとよく滑る」(人吉機関区の機関士、石井篤信 談)などとまで言われた(『 「SL甲組」の肖像1』、椎橋俊之、ネコ・パブリッシング、2007年、? ISBN 978-4-7770-0427-0、p.98)。
^ 動輪の最大静止摩擦力をわずかでも超える力を掛ければスリップしてしまうので、牽引力が高い機関車ほど重い列車を引けるわけではなく、夕張線では昭和30年代にD52が来た際「1800t列車をD51なら引き出せるのにより力のあるはずのD52では空転して引けない」(=力が強すぎて最大静止摩擦力を越えやすい)という事態が起きて返された事例がある(『 「SL甲組」の肖像1』、椎橋俊之、ネコ・パブリッシング、2007年、? ISBN 978-4-7770-0427-0、p.214)。最後尾の車輪が動輪の9600では引き出し時に列車重量が最後尾の動輪にかかるのでわずかだが動輪の最大静止摩擦力が増大する。
^ 本来D51形を置き換えるために開発されたはずのDD51形ディーゼル機関車がD51形が単機でまかなえていた貨物列車を置き換える際に重連での牽引を要するという例が、無煙化後、全国で多く見られた。これは、マスコンノッチ刻みの制御では重量級列車の牽き出しで多用されていた圧縮牽き出しの実施が困難であり、貨車の軸受が平軸受で牽き出し抵抗の大きかった時代には、たとえ動輪周牽引力が同等でもDD51形のほうが牽き出しに限れば不利だったためである。
^ この際、所要時間は牽引機が変更されるたびに短縮されており、牽き出しを除けばD51形よりもC62形、C62形よりもDD51形のほうが安定して強力だった。

出典^ [蒸気機関車D51大辞典 P12]
^JR東日本公式サイト車両図鑑 D51498
^梅小路蒸気機関車館公式サイト 蒸気機関車群D51200号機/1号機
^ D51蒸気機関車 P99 中村由信(著) あかね書房(出版)
^ 鉄道伝説II P11
^ 「第18章 日本の代表的SL D51」『日本の鉄道史セミナー』 (p.143)
^ #高木 蒸気機関車技術論に対する疑問以上のもの
^ 鉄道伝説II P13 P19
^ 鉄道省大宮工場で貨物用蒸気機関車D51形の試運転 P687
^ 鉄道ピクトリアル No.1001 P11
^ 臼井茂信「機関車の系譜図 4」1972年 交友社刊 pp.581
^ a b 『鉄道ピクトリアル』No.633 p.102
^ 鉄道技術発達史 第4篇P326
^ 高木宏之「改稿 国鉄蒸機発達史」、『RailMagazine 2008年9月号』 ネコ・パブリッシング
^ 鉄道ピクトリアルNo.1001 2022年8月号 [特集]D51形蒸気機関車 P45
^ 蒸気機関車のすべて p.193
^ 日本蒸気機関車特集集成 鉄道ピクトリアル編集部(編)鉄道図書刊行会(出版)P48
^ 【SL乗務員OBトーク #1】弁当が腐らない蒸機、闇添、ゴサンと生きる
^ 鉄道ピクトリアル No.1001 P18
^ 蒸気機関車EX Vol.42 P64
^ 鉄道技術発達史 第5篇 運転P113
^ 栄光の機関車D51 P19
^ 機關車の構造及理論 上巻 P64
^ 機関車100年:日本の鉄道 P14-P20
^ 続・滋賀の技術小史
^ 杉山淳一の時事日想 鉄道のトンネルは、安全なのか
^ a b 鉄道技術発達史 第5篇 運転 P113 1958年
^ a bNOP法人「旧狩勝線を楽しむ会」旧狩勝線の近代化遺産
^ a b狩勝高原エコトロッコ鉄道」根室本線旧線 大カーブ(狩勝信号場?新内駅間)その1
^ a b 現役技術者「SLは生き物」
^ 「集39号 海南島鉄道関係調書提出の件」 アジア歴史資料センター Ref.C08010749200 
^ 日本蒸気機関車史p.31
^ 渡辺肇「D51形式の分類と形状」 『SL No.2 1969』 交友社 1969年 pp.84 - 105
^ a b c 「栄光の日本の蒸気機関車」
^ 機関車100年:日本の鉄道 P16-P17

次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:246 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef