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国立西洋美術館
The National Museum of Western Art
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施設情報
専門分野20世紀初頭までの西洋美術
収蔵作品数5772点、寄託作品数 319点
(平成28年度末現在)
来館者数116万2345人(2016年)[1]
館長
馬渕明子: 2013年(平成25年)8月 - 2021年(令和3年)3月31日[2]
田中正之:2021年(令和3年)4月1日就任[2]
管理運営独立行政法人国立美術館
建物設計本文を参照
延床面積1万7369平方メートル
開館1959年(昭和34年)6月10日
所在地〒110-0007
東京都台東区上野公園7番7号
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度42分56秒 東経139度46分33秒 / 北緯35.71556度 東経139.77583度 / 35.71556; 139.77583座標: 北緯35度42分56秒 東経139度46分33秒 / 北緯35.71556度 東経139.77583度 / 35.71556; 139.77583
アクセスJR・東京メトロ上野駅
京成本線京成上野駅より徒歩
外部リンクhttps://www.nmwa.go.jp/
プロジェクト:GLAM
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国立西洋美術館(こくりつせいようびじゅつかん、英: The National Museum of Western Art、NMWA)は、東京都台東区の上野公園内にある、西洋の美術作品を専門とする美術館である。独立行政法人国立美術館が運営している。本館は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として世界文化遺産に登録されている。 国立西洋美術館は、1959年(昭和34年)に発足・開館した、西洋美術全般を対象とする美術館としては日本で唯一の国立美術館である[3]。実業家松方幸次郎が20世紀初めにヨーロッパで収集した印象派などの19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とする松方コレクションがコレクションの基礎となっている[3]。松方コレクションは第二次世界大戦後、フランス政府により敵国資産として差し押さえられていたが、コレクションを収蔵する美術館を新たに設置することを条件として返還されることとなり、当館が建設された。 本館の設計はル・コルビュジエが担当し、彼の弟子である前川國男・坂倉準三・吉阪隆正が実施設計・監理に協力し完成した。コルビュジエによる設計の建築物としては、日本で唯一のものである[4]。なお新館は前川國男(前川國男建築設計事務所)が設計した。 本館は、1998年(平成10年)に旧建設省による公共建築百選に選定[5]。2003年にはDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選定され、2007年(平成19年)には「国立西洋美術館本館」として国の重要文化財に指定された[6][4]。また、前庭・園地は、2009年(平成21年)に「国立西洋美術館園地」として国の登録記念物(名勝地関係)に登録されている[7]。 開館後は松方コレクションに加えて中世末期・ルネサンス期以降、20世紀初頭までの西洋絵画・彫刻作品の購入を進め、常設展示している[3]。なかでも西洋のオールド・マスター(18世紀以前の画家)たちの作品を見ることができる美術館として、日本有数の存在である。「西美(せいび)」の略称で呼ばれることもある。 2023年(令和5年)3月17日、川崎重工業株式会社との間でオフィシャルパートナー契約を締結した[8]。 川崎造船所(現・川崎重工業)社長を務めた実業家松方幸次郎(1865 - 1950年)は、1916年(大正5年)に商用でヨーロッパに渡った際、美術品の収集を始めた[9][10]。
概要
沿革モネ『睡蓮』1916年ルノワール『アルジェリア風のパリの女たち』1872年ロダン『考える人』ロダン『地獄の門』カレーの市民
開館まで
松方コレクション「松方コレクション」も参照