国旗
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海上における旗.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、Maritime_flagsに関連するメディアがあります。

海上において、船籍を表すための旗は国籍旗(Jack)と、所属を示す旗(陸上の国旗と同様に、船旗にも3種類の区別がある ensign)がある。

民間の商船によって掲げられる市民旗(商船旗、civil ensign。)、公的機関に所属する非武装の船舶用の政府旗(state ensignsまたはgovernment ensigns; )、そして軍艦によって掲げられる海軍旗(軍艦旗、war ensigns、naval ensignsとも。 )である。
罰則
諸外国においての罰則

国旗は、その国を象徴し尊厳を表すものとして大切に扱われることが多いが、一方では国家を侮辱する目的で国旗を踏みつける、焼く、引き裂くなどの行為に及ぶことがある。こうした国旗への冒?行為は、諸外国の現地法に基づき犯罪として扱う場合と扱わない場合に分かれ、刑罰の対象となる場合は、国や地域により一定期間の懲役又は禁錮罰金等に処されることが多い。ただし国章が描かれた国旗の場合は、その国旗は、その国の所有物と見做される場合があるので、日本のような外国国章損壊罪が存在しなくても、国章付き国旗の所有者は、その侮辱された国として、罰則等が科せられる可能性はある。詳細は「旗の冒涜」を参照
日本

日本では日章旗については思想・良心表現の自由との兼ね合いで、自己所有のものである限り処罰されないが、外国旗に関しては外国国章損壊罪があり[5]、数少ないながら有罪とした判例も存在する(最高裁第三小法廷決定・昭和40年4月16日)
韓国

大韓民国(韓国)では、国旗冒?罪が存在する[6]

韓国国内では北朝鮮の国旗を無許可で掲揚すると、国家保安法により処罰される可能性がある[7]
シンガポール

シンガポールでは国旗と国歌の尊厳を定めた法律が存在し、シンガポール国旗を冒?することを禁じており、服や衣装に使用するにも大臣の許可を必要とする[8]

シンガポール国内では公的な場(チケットを購入しないと入れないスタジアム内は公的な場とはみなされない)での外国国旗の使用が禁止されている[9]
ベトナム

現在のベトナム社会主義共和国領土内でかつての南ベトナムベトナム国及びベトナム共和国)の国旗を掲げることは禁じられている[10]
ウクライナ

ウクライナでは2015年に制定された「邦訳:ウクライナにおける共産主義と国家社会主義(ナチス)全体主義体制の非難とそのシンボルの宣伝禁止、ウクライナ語原文:Про засудження комун?стичного та нац?онал-соц?ал?стичного (нацистського) тотал?тарних режим?в в Укра?н? та заборону пропаганди ?хньо? символ?ки」に基づいて、かつての国旗であるソ連国旗ナチス時代のドイツの国旗の使用が禁じられている。[11]
ドイツ

現在のドイツ領土内で、ナチス時代の国旗であるハーケンクロイツ旗は民衆扇動罪の関係から公的な場で使用すると処罰の対象となる(ただし私的空間での使用は禁じられていない)。
国旗と同様の扱いを受けている旗

この項目では正式な国旗ではないが国旗とほぼ同様の旗を記す。
日本

自衛艦旗である十六条旭日旗

海上自衛隊の自衛艦旗は自衛隊において国旗と同位格の扱いを受ける[12]



日本の国旗(日章旗)縦横比は2:3

旧海軍で軍艦旗として用いられた十六条旭日旗、現在は海上自衛隊で自衛艦旗として用いられているもので縦横比は2:3

ロシア

勝利の旗

第二次世界大戦の勝利を記念した旗で、ソ連崩壊から5年後の1996年にロシア大統領ボリス・エリツィンが国旗と同じ格を与える布告を出し、祝日にはロシア国旗と共に掲揚される様になっていた。またこの旗は、かつてのロシア陸軍の軍旗でもあった。2012年現在も国旗と同じ格として扱われているかは不明。



ロシアの国旗

ソ連勝利の旗

台湾

チャイニーズタイペイオリンピック委員会旗

チャイニーズタイペイ代表としてでは、台湾の国旗である青天白日満地紅旗の代わりに使用・掲揚されている[13]



台湾の国旗(青天白日満地紅旗)

チャイニーズタイペイのオリンピック委員会旗

韓国・北朝鮮

統一旗

朝鮮半島の統一を願った旗で、オリンピック第41回世界卓球選手権など南北統一チームが出場する大会で国旗代わりに使用されている。



統一旗

ベトナム

南ベトナム解放民族戦線の旗・南ベトナム共和国臨時革命政府の国旗

国旗ではないが、現在のベトナムにおいても行事等で用いられることがある。



現在の公式なベトナムの国旗(金星紅旗)

南ベトナム解放民族戦線

ドイツ

ドイツには、市民および政府が使用できる市民旗と、政府とのみが使用できる政府旗があるが、市民旗の中央に国章を配置した、政府旗によく似た非公式の旗が市民によって用いられることもある。

ドイツの国旗(市民旗)

政府旗

市民旗の中央に国章を配置した非公式の旗

正規の市民旗とともに、非公式の旗が用いられる

北マケドニア

北マケドニアは、マケドニア地域を領するギリシャの要求に従って国旗を改訂した経緯があるが、以降も旧国旗が新国旗と並んで用いられることがある。

北マケドニアの国旗

マケドニアの旧国旗(1992年 - 1995年まで)


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