観光ガイド形式に、国中地方をJR中央本線沿線(笹子峠 - 小淵沢)・JR小海線沿線(県内区間)、JR身延線沿線(県内区間)、の2つのエリアに分けて、順に紹介する。
JR中央本線・小海線沿線中央本線で東京・大月方面から笹子峠の笹子トンネルを抜けると甲州市に入る。中央本線は高低差を稼ぐために大きく迂回して甲府方面を目指す。甲州市や笛吹市、山梨市などの峡東地域は果樹園が特に多く、「勝沼ぶどう郷」という駅が存在するほどである。この果樹園は元々は桑畑っだったところが多いが、1960年代以降桑園に代わって果樹園が急増した。電車が進むと視界が開けてくる。そして甲州市の中心駅である塩山駅に到着する。塩山駅周辺には甲州市役所
国政選挙では、国中地方の峡東地域を除く地域で衆議院小選挙区(山梨県第1区)を構成している。 釜無川流域を西限に甲府盆地の西半分に位置する地域。北側は奥秩父山塊が連なるが、南側はほぼ平地である。四方を山に囲まれているためフェーン現象の影響を受けやすい。この一帯は「甲府広域市町村圏」となっており、位置的だけでなく経済的にも「峡(甲斐)の中央」である。 「峡中」の地域呼称は江戸時代から見られ、荻生徂徠『峡中紀行』など本来は国中地方の内部呼称ではなく、甲斐国全域を指す地域呼称として用いられていた。明治4年の廃藩置県を経て、甲斐国の府県名は国中三郡の山梨郡に由来する「山梨県」となったが、明治初期には「山梨県」の府県名に抵抗があり自由民権運動における『峡中新報 八ヶ岳を西端とし、甲府盆地の北西部に位置する地域。釜無川を挟んで南側に赤石山脈(南アルプス)、北側に奥秩父山塊がある。八ヶ岳周辺は山岳高原地であるため夏は涼しい一方、冬は「八ヶ岳おろし」という季節風が甲府盆地方面へ吹くため非常に寒く感じる。また比較的に天気が安定しており、年間日照時間が長い地域であることも知られる。戦国時代は馬産地として知られ、武田勝頼によって新府城が建てられたりもした。
各地域
峡中
峡北