噂の刑事トミーとマツ
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主に高村、南田らと組んで捜査をしており、「トン」「トンさん」と呼ばれる。番組開始当初は「あずま」と名字で呼ばれ、口ひげがトレードマークだったが序盤6話のみでその設定は無くなった。
相模五郎警視正→警視(石立鉄男
警視庁本庁刑事部管理官。捜査課の目付役で、本来は管内各署を巡察する。相模管理官が捜査室に来ただけで室内が凍り付くという空気になるというお決まりの設定があった。また刑事だった亡きマツの父親を尊敬しており、その縁から家族のいないマツの身元保証人でもある。それ故マツに対しては常に激昂しつつも内心では心配している。序盤は登場しない回もある。「御崎ーッ!、御崎は居るかーッ!」と捜査課事務室に怒鳴り込んでくるのが定番。職務を離れれば御崎とは無二の親友、その誼もあって問題の多いトミマツコンビの管理を御崎に任せている事もあり、富士見署捜査課の暴走・逸脱ぶりには多少目を瞑ったり、本庁上層部に対する防波堤になっている。捜査の不手際で監督責任をとる形で第1シリーズ44話で警視に降格[8]、捜査課長として富士見署に左遷される。マツは相模をその髪型から影でモジャモジャと呼んでいる。
御崎徹警部[注釈 2]
演 - 林隆三(1?44話)“鉄血課長”の異名をとる[9]富士見署の捜査課長。課長室に陣取り、咥え煙草でしゃべったり、マイホーム願望が強く住宅広告を見ながらその価格(値段)を呟く場面が多々ある。(上司である)相模とは警察学校での同期。表面上は「上司と部下」の関係で接するが、二人きりになるとお互い「気の置けない、同期の親友」として接している。トミーの「変身」については序盤第11話の時点で御崎がその秘密に感づき、「『トミコ』と呼ばれなくとも、その格闘能力を発揮できるよう周囲も我慢・配慮すべし」との考えで、(弟のだらしなさから)「トミコ」と叫ぼうとした幸子を制止したこともある。卓越した捜査指揮能力を持つも、一方で行き過ぎた捜査活動を取ることも多く、結果として同期の相模に比して出世が遅れている。捜査上の不手際の責任をとって自ら希望退職という形で第1シリーズ43話で課長職を解かれる。
その他
岡野幸子
演 -
志穂美悦子(1?9・11?16・19・22・28・32・35・42・65話)通称サッチ。警官ではない。スポーツ会館で護身術の指導インストラクターをしており、富士見署内での武術講習教官を担当することもあるため度々富士見署を訪れており、御崎との親交も深い。姉として気弱な弟・富夫を強い男にしようと日々叱咤激励しているが、トミーの性格は変化なくうまくいかない。マツが憧れている女性でもあり企画当初は最終回でマツと結ばれる案も考えられていたが、作品のヒットにより放送期間が予定より長期化されたことでその案は無くなり、志穂美のスケジュールが延長後確保できなくなったため第1シリーズ第42話にて麻薬Gメンの男性(原田大二郎)と結婚し降板となった。劇中では姉の役であった志穂美だが、弟・トミー役の国広より実際には2歳年下である。
森村万里子巡査→巡査部長
演 - 石井めぐみ(21話?[注釈 3])当初は石井めぐみではなく、清嶋智子(第1シリーズ8話)や、ナンシー・チェニー(第1シリーズ17話)が演じていた。(石井は)第1シリーズ21話から出演。交通課所属、自己中心、自分の都合最優先な性格で自称「幸子の一番弟子」を名乗っている。登場以降ヒロイン、マドンナ役となり作品がバディ物からトリオの刑事物へと変わっていく。トミーのことが好き過ぎるために公道上での勤務中でも彼を姿を見つけると、犯人追跡中のトミーに抱きついて結果的に犯人逃亡の原因となったり、マツからは「チビ」「マリッペ」「大根足」と呼ばれているが実は好きである事を素直に言えないケンカ友達(三すくみの三角関係である。)で二人きりになると照れたり、自身の妄想に恋人役として度々登場するがまったく相手にされない所か命令であってもマツとの検挙や囮捜査を嫌がる、若しくは職務放棄するなどトミマツ2人と並んで富士見署の問題児になっている。第1シリーズ58話で昇進試験に合格し、トミマツコンビの(階級上は)上官となる[10]
おばさん
演 - 野村昭子マツが暮らすアパート「富士見荘」の大家。セミレギュラー。口の悪いマツは「カネにがめつい銭ゲバの鬼ババ」などと呼んでいるが、深夜近所のお稲荷さんに「何卒富士見署の松山ススムに大手柄を立てさせてやってください」と熱心に願かけしている姿を見てしまい、マツが感動したこともあるなど、実の息子のように思って世話を焼いている。
ゲスト

※ この表の「エンドロール(ゲスト)」で、黒字の氏名はレギュラー出演者、青字と赤字の氏名はゲスト出演者。※ なお、レギュラー出演の石井めぐみ、成川哲夫、神山卓三、井上和行は、第43話まではゲスト出演者のクレジット(氏名のみ)であったが、第44話以降からはレギュラー出演者のクレジット(氏名と顔)に移行された。※ サブタイトル中の半角空白は、半角空白より前は上段表記、半角空白より後は下段表記。
第1シリーズ

回サブタイトルエンドロール(ゲスト)
1二人合せて一人前?神山卓三、井上和行、成川哲夫/
早川雄三黒部進/野村昭子、沢田情児、小池雄介/兼松隆、江梨みつ子、吉田昌雄、浅見小四郎/ 以上
2トミーの初恋・夢見街江木俊夫石原初音ホーン・ユキ鶴間エリ/神山卓三、井上和行、成川哲夫/三重街恒二阿部昇二木瓜みらい沖田駿一/ 以上
3女装で迫るトミーとマツ藤木敬士丹下キヨ子/野村昭子、立石凉子/神山卓三、井上和行、成川哲夫/和久井節緒関山耕司、木島一郎、佐藤耀子/日和田春生、岡田和子、大辻鉄平、矢野泰子、小池幸次/沢柳迪子、山田博行、城山いづみ、上田かほり、米倉幸/ 以上
4女ごころvs迷コンビ本阿弥周子菅貫太郎川辺久造、神山卓三/成川哲夫、井上和行/椎谷建治星野晶子、弘松三郎/金田明夫岸野一彦水橋和夫、山田昌人/久地明佐々木紀子嶋英二、菅田朝行/ 以上
5トミマツ真ッ青・女の戦争風間杜夫織本順吉、森田あけみ/あき竹城団しん也上月左知子渡辺やよい/神山卓三、井上和行、成川哲夫/中井徹、竹原くにえ、扇子由紀雄/高橋正彦、綾瀬桜、田中明夫、飯田真一郎/ 以上
6トミーにっこり、マツが死ぬ多々良純津村隆奥村公延/神山卓三、井上和行、成川哲夫/阪上和子、狩野勝彦、小笠原弘剣持誠栗原敏村上潤、井上清和/ 以上


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