クレジット順
渥美清:山川彦一。主人公。伊予和田駅に8年勤務している国鉄職員。情に厚いが計算が苦手。
小沢昭一:中村部長
笠智衆:日高友造。邦子の父で元国鉄職員。42年勤務し、助役試験に八度落ちたが、鉄道事故を未然に防ぎ、表彰された。
城野ゆき:日高邦子。友造の娘。彦一に好意を持っている。
東けんじ:東。東京から来た漫才師。高知の旅館で漫才を披露する。
宮城けんじ:宮城。東京から来た漫才師。高知の旅館で漫才を披露する。
ミヤコ蝶々:お杉。彦一の母。実家である山川雑貨店を営む。
ミヤコ蝶々は、渥美清主演の国民的映画『男はつらいよ』の初期作品においても、主人公車寅次郎の実の母の役を演じている。
楠トシエ:絹代。了賢の妻。了賢とともに国鉄の企画した団体旅行に参加するが、途中徳島駅で気分が悪くなる。
三遊亭歌奴:木村
大辻伺郎:太宰淳一。松山駅勤務の国鉄職員。助役試験に落ちている彦一を馬鹿にし、友造を侮辱する。
市村俊幸:倉持駅長。伊予和田駅駅長。
河野秋武:了賢。住職。絹代とともに国鉄の企画した団体旅行に参加する。
南広:小百合の再婚相手
中村是好:宇和島の医者
左卜全:クレジットのみ。
由利徹:風間八五郎。彦一の叔父。理髪店を営む。
上田吉二郎:関口。缶詰会社の社長。会社の慰安旅行で伊予和田駅近くの旅館に来ていた。
沢彰謙
クレジット無し 「伊予和田駅」のモデルとして撮影されたのは、予讃線の堀江駅であった[2]。作中で登場する車両のうち、C58形蒸気機関車333号機は、廃車後に多度津工場に保存されている[2]。また、国鉄車両のほか、土佐電気鉄道(現・とさでん交通)の路面電車も登場している[2]。
丸平峰子:徳島駅の旅行者援護相談所の看護婦。
南風夕子:若い娘
スタッフ
監督 - 瀬川昌治
助監督 - 三堀篤
製作 - 大川博
企画 - 秋田亨、加茂秀男
脚本 - 舟橋和郎
撮影 - 坪井誠
録音 - 小松忠之
照明 - 元持秀雄
美術 - 北川弘
音楽 - 木下忠司
編集 - 祖田冨美夫
進行主任 - 武田英治
現像 - 東映化学工業株式会社
挿入歌「駅弁小唄」
作詞 - 大倉宏之
作曲 - 和田香苗
編曲 - 河村利夫
唄 - 東ひかり
協力 - 奥道後国際観光、国鉄四国支社
ロケ地