プラトンの弟子であったアリストテレスは、『ニコマコス倫理学』第1巻第6章において、この「善のイデア」の実在性を否定して批判しており、これが両者の思想における決定的な相違点の1つとなっている。
(他には、『オルガノン』における弁証術(ディアレクティケー)の位置付け・扱い、『形而上学』における「一と多」問題の扱い、『政治学』におけるプラトン的国制の画一性・硬直性批判、『弁論術』『詩学』における弁論術や詩の位置付け・扱いなど。)
脚注^ 『国家』第6巻-第7巻502C-521B
関連項目
イデア
イデア論
哲人王 (プラトン)