咲野俊介
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広島市立舟入高等学校[7]在学中は「どうにかこれでラクして食っていけないかな、一発当てれば……」と考えていた[3]。そこで桐朋学園芸術短期大学演劇専攻を経て青年座研究所に入所(13期卒)[3][7]劇団青年座は昔から社会のあり方に対して鏡になるようなものを取り上げており、広島原爆を取り扱った演劇もしており、演劇を通して主張する世界に惹かれたという[3]1989年4月1日に劇団青年座に入団[7]。同期には「詐欺だ」「なんでお前が」と言われていたという[3]

入団、プロになった時は、バブル崩壊直後だったが、バブル期の予算で物事が動いており、頼まれる仕事はなかったが、「誰でもいいから」と割のいいアルバイトの仕事がたくさんあった[3]テレビドラマの現場も多数行っていたが、ちゃんとした役をもらえるような新規の仕事が入りづらく、舞台もしていたがお金にならなかった[3]。入団してから5、6年経った頃、マネージャーから「ちょっと声の仕事をやってみないか」と声を掛けられた[3]。当時は誰でも声でわかるようなベテラン達中心の世界だったことから「僕みたいな素人はどうか」と思っていたが、制作の人物達が「吹き替えのお芝居をもう少し自然にしたい」と言われた[3]。咲野自身は良く言えば「自然」、悪く言えば「棒読み」であり、あの頃は新鮮だと面白がってくれる人物がいたため、声優としての活動を始める[3]

2006年2月1日、劇団青年座演技部から青年座映画放送に移籍[8]

2024年2月29日をもって青年座映画放送を退所し[9]、3月1日から大沢事務所に移籍したことを発表自身のSNSで発表[10]

死去した檀臣幸大塚周夫諸角憲一から持ち役の一部を引き継いでいる。
人物

咲 俊介(さく しゅんすけ)の芸名で活動していた時期がある。

特技は陸上競技[6]。趣味はプラモデル制作、スポーツ演劇鑑賞[6]

声優としては、特に専門的訓練は何も受けないまま、ほぼ独学で現在に至っているという[11]

吹き替えにおいてはパトリック・ウィルソンマーク・ウォールバーグベン・アフレックイーサン・ホークニック・チョンなどを多く担当している[12]

息子がいる[3]
出演

太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
1996年


バーチャファイター(監視人)

1997年


名探偵コナン(1997年 - 2022年、木念、本巣利範、竹原玄一、風間丈治)

2001年


ゾイド新世紀スラッシュゼロ(ストラ・スティグマ)

2002年


ヒートガイジェイ(ジィン・グレン)

ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト(シェイド[13]

2003年


アストロボーイ・鉄腕アトム(バード)

無限戦記ポトリス(タイガーバレル)

2004年


アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル(フルニエ警部)

サムライチャンプルー(林、楽月、風車売り)

ゾイドフューザーズ(キッド)

NARUTO -ナルト-(2004年 - 2005年、左近 / 右近)

ポポロクロイス(モンバの父)

MAJOR シリーズ(2004年 - 2010年、茂野英毅) - 6シリーズ[一覧 1]

妄想代理人

ロックマンエグゼAXESS(ウインドマン)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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