命令_(コンピュータ)
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例えば、「ADD メモリX メモリY」(メモリXの中身とメモリYの中身の和をメモリXに保存せよ)という命令が使える[1]
3アドレス命令形式
2アドレス命令形式に対し、データの保存場所を指定できるようにしたもの。例えば、「ADD メモリX メモリY メモリZ」(メモリYの中身とメモリZの中身の和をメモリXに保存せよ)という命令が使える[1]
命令の依存関係

近年のCPUは、パイプライン処理アウト・オブ・オーダー実行を行うことが多い。こうしたCPUでは、先行命令より後続命令が先に処理を終える可能性があるので、命令の依存関係が問題になる。命令の依存関係は、以下のように分類できる。
フロー依存
前の命令の結果を、後続の命令が使用する場合。
逆依存
レジスタに関して、前の命令が読み出した後に、後続の命令が書き込まなくてはならない場合。これは、レジスタの個数が多ければ、後続の命令は別のレジスタに書き込めば問題ない(レジスタ・リネーミングという)。
出力依存
レジスタに関して、前の命令と後続命令が結果を同じ場所に書き込む場合。これも、命令の結果を別の場所に書き込めるようにできれば問題ない。
脚注[脚注の使い方]^ a b Hisa Ando『コンピュータアーキテクチャ技術入門 : 高速化の追求×消費電力の壁』技術評論社、2014年6月5日、42頁。ISBN 978-4-7741-6426-7。 

関連項目

機械語

ビット演算


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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