呪いの館_血を吸う眼
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ところが、3代目は25歳(劇中の18年前)のある日、娘3人に牙を向けた(1人は冒頭でピアノの前で死んでいたが、死体は処分されたとみられる)。同時に洋館へ迷い込んで来た子供のころの秋子に将来の花嫁として目を付けるも父に秋子を逃され、18年にわたり監禁された。18年後に復活を遂げ、運送店のトラック運転手を利用して棺を強引に配達させ、秋子がいる富士見湖周辺へ移動する。吸血されて肉体が腐り、わずかに息の残っていた吸血鬼の父が最後に息子に抵抗したことからも、吸血鬼の血族が同族に吸血されてもその奴隷とはならないことが分かる。最期は、瀕死の父に足をすくわれてバランスを崩し、老朽化していた手すりが壊れて1階へ転落する。そこにあった手すりの木片が胴体を貫き、断末魔を叫びを上げつつ身体が急速に溶け崩れ、白骨死体と化す(本編ラストシーンより)。

最期の朽ちていくシーンでは、眼を活かすために岸田自身に特殊メイクを施している[9]。全身がしぼむ描写には、空気人形が用いられた[9]

キャスト

佐伯
[出典 3]高橋長英

柏木夏子[出典 3]江美早苗

柏木秋子[出典 3]藤田みどり

影のような男[4][6][注 2]岸田森

久作[出典 3]高品格

老人[4][6]大滝秀治

教授[4][6]松下達夫

男A[4][6]小川安三

男B[4][6]大前亘

患者[4][6]桂木美加

運転手[4][6]二見忠男

ピアノの女[4][6]立花房子

看護婦C[4][6]川口節子

警備員[4][6]鈴木治夫

看護婦A[4][6]記平佳枝

看護婦B[4][6]毛利幸子

秋子の少女時代[4][6]山添三千代

喫茶店の客 [4][6]: 加藤茂雄, 勝部義夫

スタッフ

参照[4][6]

製作:田中文雄[3]

脚本:小川英、武末勝[3]

音楽:眞鍋理一郎[3]

撮影:西垣六郎[3]

美術:育野重一[3]

録音:渡会伸[3]

照明:佐藤幸次郎[3]

編集:近藤久[3]

助監督:河崎義祐

製作担当者:橋本利明[3]

合成:三瓶一信

スチール:泰大三

整音:東宝録音センター

現像:東京現像所

監督:山本迪夫

映像ソフト

東宝ビデオより
VHSテープ版が発売された[注 3]

2005年4月28日に東宝ビデオよりDVDが発売された[12]。オーディオコメンタリーは田中文雄[12]。血を吸うシリーズ3作品を収録したDVDボックス『血を吸う箱』も同時発売された[12]

2014年2月7日、期間限定プライス版として再発売された。

2015年8月19日、東宝DVD名作セレクションとして再発売された。

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 以上は、VHS版封入資料の記載順[3]


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