君たちはどう生きるか_(映画)
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2023年2月下旬、初号試写が行われた[10]

2023年6月16日、Dolby CinemaDolby Atmosで上映されることが発表された[40]。また7月7日に、IMAXで上映されることが発表された。スタジオジブリ作品のIMAX上映は初めてとなる[41]

2023年7月4日、音楽は久石譲が担当することが判明した[2]。また、同年8月9日に徳間ジャパンコミュニケーションズから主題歌含む37曲が収録されたサウンドトラックが発売された[2][42]。宮アは久石へ「久石譲さん、ぼくの最後の仕事に付き合ってください 」という内容で仕事を依頼した[43]

公開日となる2023年7月14日、出演者・担当スタッフが解禁となり、米津玄師が主題歌を担当したことが判明した[1]。同時にスタッフ面では、制作部の解散によってジブリからスタジオポノックに転職した西村義明が協力製作という形で本作に関わった。

2023年7月27日、今年9月に開催される第48回トロント国際映画祭にて、オープニング作品として上映されることが決定した。同映画祭のオープニングで邦画及びアニメーション作品が上映されるのは史上初めてとなる[44]

2023年8月11日、劇場パンフレット発売開始。パンフレット内容については未発表である[45][注釈 8]

2023年8月18日、「常識の範囲でご自由にお使い下さい」という鈴木敏夫プロデューサーのメッセージとともに、場面写真14点を発表した[29]

2023年10月27日、本作の作品解説や全キャストとメインスタッフのインタビュー、コメントなどをまとめた公式ガイドブック『THE ART OF 君たちはどう生きるか』が発売(他は下記)。

2023年11月16日、公開から4か月にして第2弾となるポスタービジュアルが公開され、主人公・眞人のイラストと設定が書き込まれた最初のイメージボードとともに、キャッチコピーが公開された。宮崎監督直筆によるもので、11月17日より全国の上映劇場にて掲出を開始。

2024年3月11日、米アカデミー賞を受賞。また、それに伴い開かれた鈴木敏夫プロデューサーの会見で第3弾となるポスタービジュアルが公開された。青サギ・サギ男のイメージボード、受賞歴とともに、新キャッチコピーが公開された[47]

2024年3月20日、豪華キャスト陣が英語吹替を担当した、【英語吹替版(日本語字幕付き)】の全国上映開始。
制作・コンセプト

監督の宮崎は2024年3月3日(現地)に行われた米アカデミー賞の主催するパネルディスカッションにビデオで参加している[48]。そこで宮崎は本作を「(自身の)自伝ではない」としつつ、「心の中にあったこと(物語)です」としている[48]

鈴木によれば、宮アは本作においては全てのカットに自ら手を入れるようなことは行っておらず、あくまで絵コンテの制作に専念しているという[49]。具体的な作画は作画監督の本田雄に一任しており、鈴木はそれによって本作が「がぜん面白くなりました」としている[49]

2023年2月下旬に行われた初号試写終了後、「おそらく、訳が分からなかったことでしょう。私自身、訳が分からないところがありました」という宮崎からのコメントが読み上げられたという[10]

書評家・ライターのタニグチリウイチは、ストーリーにはアイルランドの作家、ジョン・コナリーの小説『失われたものたちの本』からの影響があると指摘している[50]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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