名誉勲章
[Wikipedia|▼Menu]
例えば、ランディ・シュガート一等軍曹とゲイリー・ゴードン曹長の2人(いずれも陸軍デルタフォース所属)は、1993年のモガディシュの戦闘で墜落したUH-60 ブラックホークのパイロット、マイケル・デュラント(英語版)陸軍准尉の救助活動中に戦死し、その功績に対して授与された。また、イラクの自由作戦において初の名誉勲章受章者となったポール・R・スミス一等軍曹は、同作戦展開中の2003年4月、バグダッド国際空港での攻防戦において負傷者の撤退を支援するため、ほぼ単独で50名以上のイラク兵を倒した功績に対して授与された。ジェイソン・ダンハム(英語版)伍長は2004年4月、敵から投げつけられた手榴弾の爆発から僚友を救うために、とっさの判断で手榴弾にヘルメットを被せ、その上に自分自身の体を乗せることで爆発の拡大を防いで戦死、その功績に対して2007年1月11日にジョージ・W・ブッシュ大統領より授与された。

2007年2月26日にはブルース・P・クランダル中佐に授与された。クランダルの功績はメル・ギブソン主演の映画『ワンス・アンド・フォーエバー』で描かれ、作中でクランダル役はグレッグ・キニアによって演じられた。その後2007年10月22日にNavy SEALs隊員マイケル・マーフィ(英語版)大尉に授与された。マーフィ大尉は2005年6月にアフガニスタンで決行されたレッドウィング作戦において100名前後のターリバーン勢の攻撃を受けた中で仲間を生還させるために奮闘、その功績に対して授与された。彼の名はアメリカ海軍アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の62番艦が「マイケル・マーフィー」と命名され残されている。

2010年11月16日にアフガニスタン戦争における功績で受章したサルヴァトーレ・ジュンタ二等軍曹は、1973年のベトナム撤退以来、37年ぶりの生存者受章であった。2011年9月の受章者であるダコタ・メイヤー海兵隊軍曹以来、さらに11名の存命中の受賞者が名誉勲章を授与されている。(陸軍に12名、海軍に3名、海兵隊に2名、米空軍に1名)

ジェイコブ・パロット(英語版) - 最初の受章者。南北戦争時に南軍の鉄道を破壊した。

アレクサンダー・S・ウェブ - 南北戦争の北部同盟将軍。

アーサー・マッカーサー・ジュニア - 南北戦争での功績。

ダグラス・マッカーサー - 太平洋戦争での功績。

ジミー・ドーリットル - 東京初空襲の指揮官。

ジョン・バジロン - 海兵隊の一等軍曹。ガダルカナル島の戦いで日本軍の総攻撃に対し15名の劣勢で3日間、3000名の攻撃から防衛線を守った功績。

リチャード・ボング - アメリカ全軍を通しての最高記録を持つエース・パイロット

セオドア・ルーズベルト - 第26代アメリカ合衆国大統領

ダニエル・イノウエ - 第442連隊戦闘団所属の日系人、アメリカ合衆国上院議員、元・上院仮議長

サダオ・ムネモリ - 第442連隊戦闘団所属の日系人。同連隊最古参の兵士で、士官に昇進してもおかしくない功績を立てたが、二等兵として最前線で戦うことを選んだ。バッファロー部隊の援軍として参加したゴシックライン(英語版)の戦闘で、ドイツ軍が塹壕内に投げ入れた手榴弾に対し、塹壕にいた部下を救うためとっさに自らの体を覆い被せ戦死した。

マサト・ナカエ - 第442連隊戦闘団所属の日系人。

ロバート・T・クロダ - 同上

エイキ・コバシガワ - 同上

バーニー・F・ハジロ - 同上

ミキオ・ハセモト - 同上

ジョー・ハヤシ - 同上


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:30 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef