専用部は近畿自動車道伊勢線、近畿自動車道名古屋亀山線、第二東海自動車道横浜名古屋線、近畿自動車道名古屋神戸線、一般国道302号(有料道路区間)より構成されている。また、専用部の都市計画上の道路名称は「高速名古屋環状2号線」(名二環部分)および「伊勢湾岸道路」(伊勢湾岸自動車道部分)である[26]。
近畿自動車道伊勢線[1]
.mw-parser-output .jaexpsign{text-align:center;background-color:#00702C;color:white}.mw-parser-output .jaroadsign{text-align:center;background-color:blue;color:white}.mw-parser-output .roadname{width:250px;border-radius:10px;padding:1em;margin:0.2em auto}.mw-parser-output .roadname p{margin:5px auto}.mw-parser-output .routenumber{display:inline-block;min-width:2em;border-radius:4px;padding-left:0.25em;padding-right:0.25em;font-weight:bold}C2 名古屋第二環状自動車道 : 名古屋西JCT - 飛島JCT
近畿自動車道名古屋亀山線[1]
C2 名古屋第二環状自動車道 : 名古屋南JCT - 名古屋西JCT(北回り)(支線名古屋IC - 上社JCT間は名古屋環状2号線に含めない[27])
第二東海自動車道横浜名古屋線[28][29]
E1A 伊勢湾岸自動車道 : 名古屋南JCT - 名港中央IC[30]
近畿自動車道名古屋神戸線[29]
E1A 伊勢湾岸自動車道 : 名港中央IC[31] - 飛島JCT[30]
一般国道302号[32]
伊勢湾岸道路(高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路)[30] : 東海IC - 飛島IC[33][32]
名古屋第二環状自動車道(往復4車線)
伊勢湾岸自動車道(往復6車線)
一般部
一般国道302号[5]
一般部は全線が国道302号として供用中または事業中であり、一部の案内標識では、環状2号と表示されている[34][35]。 名古屋環状2号線(以下、環状2号と表記)の計画が名古屋市より公表されたのは1962年1月の名古屋市将来計画基本要綱であるが[37]、実はそれ以前から環状道路の必要性については関係者の間で構想されていた。折しも名古屋市は六市町村(猪高村、天白村、南陽町、富田村、山田村、楠村)の合併を終えた直後であり、これらの区域の土地利用を定める1957年9月の都市計画決定にあたって、土地の一部を道路として計画し、将来、それらの道路をつなぎ合わせて環状道路となるように都市計画街路として決定されたのが環状2号の原初の姿であった[12]。
一般部は国道302号に指定
道路の案内標識にも環状2号を表記[35](海部郡飛島村)
一般部の上に専用部を設けた区間(春日井市勝川町)
一般部の下に専用部を設けた区間(名古屋市天白区高島)
歴史
原初計画
左図:1957年9月の都市計画決定時点における環状2号の原初の姿。名古屋市の都市計画のため市域内のみで決定している。各路線が将来、市域外でつなぎ合わされた時に環状道路となるように考慮している[注釈 2]。
右図:1965年の都市計画決定時点における環状2号。名古屋市域に緑区と守山区を加えたことで新たな路線を追加した。市域外でも路線を追加している[36]。内側に計画された路線の一部はのちに愛知県道59号名古屋中環状線などに転用されている。既にこの時点ではルート変更が確定しており、名古屋港横断も視野に入っている。よって右図は初期構想の終末期の姿である。