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名古屋港
上空から見た名古屋港全景
所在地
国 日本
所在地愛知県名古屋市港区、東海市、知多市、弥富市、海部郡飛島村
詳細
開港1907年(明治40年)11月10日
管理者名古屋港管理組合
種類国際拠点港湾、特定港
泊地面積8,167ha
陸地面積4,301ha
埠頭数24
出典2023年[1]
統計
統計年度2022年[2]
発着数6,812隻(外航)
20,791隻(内航)
コンテナ数2,531,334TEU(外貿)
148,893TEU(内貿)
輸出入総数41,936,479トン(輸出)
66,827,912トン(輸入)
主要輸出品完成自動車、自動車部品、産業機械
主要輸入品液化天然ガス、原油、鉄鉱石
公式サイト名古屋港管理組合
名古屋港(なごやこう)は、愛知県名古屋市、東海市、知多市、弥富市、海部郡飛島村にまたがる港湾。地元では名港(めいこう)とも略称される。
港湾法上の国際拠点港湾、港則法上の特定港、また四日市港と共に政令上の指定港湾(旧スーパー中枢港湾)、国際バルク戦略港湾に指定されている。 日本最大級の港湾で、臨港地区の面積は日本最大である[3]。五大港のうち東京港(東京都)、横浜港(横浜市)、大阪港(大阪市)、神戸港(神戸市)の港湾管理者がそれぞれ括弧内の自治体となるのに対し、4市1村にまたがる名古屋港の港湾管理者は愛知県及び名古屋市が設立する特別地方公共団体(一部事務組合)の名古屋港管理組合となる。管理組合管理者は愛知県知事と名古屋市長が2年交代で就く。 2022年(令和4年)現在、総取扱貨物量は2002年(平成14年)から21年連続、外貿取扱貨物量は2000年(平成12年)から23年連続、自動車輸出台数は1979年(昭和54年)から44年連続でそれぞれ日本一となっている[4]。 2023年(令和5年)の貿易額は、総額・輸入額では東京港に次いで2位だが、輸出額では空港を含めても1位で、成田国際空港と東京港を上回る[5]。 自動車産業を中心とした日本最大の工業地域である中京工業地帯を背景に持つため、輸出額が輸入額を大幅に上回っていることが特徴である[2]。 1896年(明治29年)に熱田湾築港工事が始まり、愛知県技師奥田助七郎らが建設に尽力。1907年(明治40年)6月1日に愛知郡熱田町、7月16日に愛知郡小碓村の一部がそれぞれ名古屋市に編入され、名古屋市域が海に面するようになり、10月24日に熱田港を名古屋港と改称し、11月10日に開港した[6]。
概要
面積
港湾区域 - 8,167ha
臨港地区 - 4,301ha
入港船舶数
外航:6,812隻
内航:20,791隻
貿易額
輸出 - 15兆1,877億円(2023年、国内貿易港1位)
輸入 - 7兆3,246億円(2023年、国内貿易港2位)
総額 - 22兆5,123億円(2023年、国内貿易港2位)
取扱貨物量
外貿:108,764,391トン(2022年、国内貿易港1位)
内貿:54,818,295トン
総数:163,582,686トン(2022年、国内貿易港1位)
主な輸出入品種名古屋港に入港する自動車運搬船。
輸出
完成自動車 - 41.3%
自動車部品 - 20.3%
産業機械 - 7.9%
輸入
液化天然ガス - 21.3%
原油 - 11.2%
鉄鉱石 - 11.0%
歴史