2023年7月4日午前6時半ごろ(日本時間)、名古屋港のコンテナ管理システム「名古屋港統一ターミナルシステム」(NUTS)がサイバー犯罪集団「ロックビット(英語版)」によるランサムウェア攻撃を受けシステムが停止[9]。システム用のプリンターからは感染を通告する文書が大量に印刷、サーバのデータは暗号化され、バックアップデータからはウイルスが検出[10]。7月6日午後6時15分にシステムが完全復旧し作業が再開するまで、コンテナの搬出入が停止する被害を受けた[10]。読売新聞は同システムが使用するFortinet社のVPN機器「FortiGate」の脆弱性を修正する最新パッチを適用しておらず、その穴を突かれた可能性が高いことを報じている[11]。トレンドマイクロは当件を「日本の重要インフラに影響を及ぼしたサイバー攻撃」と位置付けている[12][13]。
埠頭飛島地区にあるコンテナターミナル空から見る鍋田埠頭と飛島埠頭
「埠」は常用漢字ではないので、公式な表記では「〇〇ふ頭」を用いる。 1901年(明治34年)から1961年(昭和36年)に埋め立てられた、最も古い地区。名古屋市。 1962年(昭和37年)から1981年(昭和56年)に埋め立てられた。東海市。 1962年(昭和37年)から1981年(昭和56年)に埋め立てられた。飛鳥村。 1962年(昭和37年)から1991年(平成3年)に埋め立てられた。弥富市。 1962年(昭和37年)から1981年(昭和56年)と、1992年(平成4年)から埋め立てられた。知多市。 1975年(昭和50年)以降に埋め立てられた。2017年(平成29年)現在所属未定地。詳細は「ポートアイランド (愛知県)」を参照 旧2号地三埠頭、かつての物流の中心。付近は1992年(平成4年)完成の名古屋港水族館など娯楽・商業施設が揃った観光地ともなっており、地元ではこの界隈を指して名古屋港(名港)と呼ぶ場合もある。 ガーデン埠頭は、鯱の外観の遊覧船「金鯱」で知られるようになった名古屋港遊覧船 その他、ガーデン埠頭の1号岸壁から4号岸壁は、日本丸・海王丸を初めとするイベント誘致船や飛鳥II・ぱしふぃっくびいなすなどの大型旅客船が停泊する。1985年(昭和60年)からは南極観測船・ふじが永久係留されている。2009年(平成21年)1月7日にふじの係留設備に損傷が見つかり同船の一般公開を休止したが、24日に復旧し公開を再開した。 海の日(ハッピーマンデーが施行されてからは、それに準ずる前今後週の土曜日または日曜日)に行われる「海の日名古屋みなと祭」、クリスマスの時期に行われる「スターライト・レビュー」もある。1946年(昭和21年)に第1回が開催された「名古屋みなと祭り花火大会」もここが会場である。 1989年(平成元年)の世界デザイン博覧会、2007年(平成19年)の名古屋港開港100周年記念祭には中心地となってイベントを開催している。また2005年(平成17年)の新世紀・名古屋城世紀博の開催中には愛知万博の開会式典で展示された金鯱(の雌1体)をガーデン埠頭内の臨海緑園で一般公開を行なっている。 2012年(平成24年)に名古屋市が主催した、第1回名古屋まちなみデザインセレクションにおいて、名古屋港ガーデンふ頭のイルミネーションが市民投票により、まちなみデザイン20選(第1回)に選定された。 1990年(平成2年)完成。周辺が現在の物流の中心地であり、埠頭中心部には名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)がある。 2011年(平成23年)3月14日にJR東海の運営するリニア・鉄道館がオープンした。 2015年(平成27年)4月15日に港区金城埠頭において、世界8ヶ所目かつ国内初のレゴランド屋外テーマパーク「レゴランドジャパン名古屋」の建設工事着工。
主な埠頭エリア
名古屋地区(内港地区)
ガーデン埠頭
大江埠頭
大手埠頭
稲永埠頭
空見埠頭
金城埠頭
昭和埠頭
潮見埠頭(9号埋立地)
汐凪埠頭
船見埠頭
築地埠頭
築地東埠頭
フェリーターミナル
東海地区(南部地区)
東海元浜埠頭
新宝埠頭
横須賀埠頭
飛島地区(西部地区)
飛島埠頭
コンテナ埠頭 - 2005年12月1日、16メートルの大深度バースを備えたコンテナターミナルが操業開始。
木場金岡埠頭
弥富地区(西部地区)
弥富埠頭
鍋田埠頭 - 2001年(平成13年)完成。
知多地区(南部地区)
北浜埠頭
南浜埠頭
緑浜埠頭 - 将来計画であり、2017年(平成29年)現在はすでに埋め立てられた南5区と、東邦ガス知多緑浜工場LNG基地。
ポートアイランド地区
ガーデン埠頭
金城埠頭詳細は「金城ふ頭」を参照