1956年(昭和31年)6月24日に松下電工(現・パナソニック)主催で展望階段を利用したクライミング競争が行われ、60人が参加したが、途中で酸欠者、ゴール後に倒れ込んで嘔吐をする者が続出したため、医者からドクターストップがかかり、以降行われることはなかった。
そのクライミング競争で優勝したのは、当時21歳の青年だった近藤陽洲で[26]、後に彼は2010年(平成22年)にマレーシアのクアラルンプールで行われたアジア・マスターズ陸上において、ハンマー投・砲丸投・円盤投・やり投の4種目のいずれも75 - 79歳の部で優勝しており[26][27]、このうち砲丸投げに関しては2013年(平成25年)3月末時点で「M75クラス」における日本記録、そしてアジア記録の保持者となっている[28]。現在はモデルとしても活動している[29]。
なお、前回から65年を経た2021年(令和3年)9月11日に「中部電力 MIRAI TOWER スカイラン」としてクライミング競争が行われた[注 9][30]。 (過去) チャンネル放送局名コール 放送対象地域はNHK名古屋総合が愛知県、教育が全国放送。CBC・THK・NBNは中京広域圏(東海3県)。 放送エリアは東海3県の愛知・岐阜・三重の各県。また、受信感度は劣るものの、静岡県西部地方の一部(浜松市や磐田市など)にも届いていたことがあった。また、岐阜県飛騨市の流葉地区にある神岡流葉中継局が140キロメートル以上離れているテレビ塔から放送波を直接受信してUHF波に変換していた[注 11]。 アンテナ設置当時、NHK総合とCBCとでどちらが最上部に設置するのかで係争になった経緯がある。アナログのテレビ放送は周波数の高い方が波長が短くなり、アンテナの構造も軽くなることから、本来ならば5チャンネルを取得したCBCが上、3チャンネルで実験放送をしていたNHK総合が下になるはずだが、NHKはテレビ塔建設をリードしたことを理由にCBCが上になることを譲らなかった。そのため神野は当時CBC常務でテレビ塔設立委員でもあった小嶋源作を設立委員から外し、NHK総合が最上部・CBCがその下になることを一気に決めたとされる。以上の経緯から、CBCは強度のあるアンテナを開発せざるを得なくなり、設計面では円柱から四角柱への変更、さらに技術的な面では電波の死角をなくすための対策などの苦労を重ねた末、国産第1号のアンテナの開発に成功している[31]。このアンテナ係争によって最上部がスマートでなくなってしまったため、設計者の内藤は「君らは何でもかんでもくっつけて…」とおかんむりだったという[31]。 全局が2011年(平成23年)7月24日に停波、同日をもって全て廃止された。 (過去)アナログ放送終了後、しばらく停波していたが、アナログ用の送信設備を外し、新たにジャパン・モバイルキャスティングを基幹会社としたスマートフォン向けのマルチメディア放送のアンテナを据え付け、mmbiのNOTTVが2012年(平成24年)4月1日より放送を開始した。
アナログテレビ放送送信施設一覧
サイン空中線
電力ERPアンテナの位置
1chTHK
東海テレビ放送JOFX-TV映像10kW/
音声2.5kW映像105 kW/
音声26 kWNHK名古屋Eテレ・NBNと同じ高さ
(地上135メートル)
3chNHK
名古屋総合JOCK-TV映像58 kW/
音声14.5 kW先端最上部
(地上178.7メートル)
5chCBC
中部日本放送[注 10]JOAR-TV映像92 kW/
音声23 kWNHK名古屋総合のすぐ下
(地上170メートル)
9chNHK
名古屋教育JOCB-TV映像120 kW/
音声30 kWNBNと背中合わせ
(地上135メートル)
11chNBN
名古屋テレビ放送JOLX-TV映像115kW/
音声29 kWNHK名古屋Eテレと背中合わせ
(地上135メートル)
マルチメディア放送送信設備