場所によっては、街区に当時の面影を残しているが、木造住宅のほとんどは老朽化により既に姿を消している。2000年代まで現役で使用されていた江古田分譲住宅の一棟が創建時の状態に復元され、「旧同潤会江古田分譲住宅佐々木邸」として国の登録有形文化財に登録されている[9][10]。荻窪分譲住宅の最後の一棟が2022年3月に取り壊された[11]。中延普通住宅地は、戦災で一部を焼失し、木造密集地域となっていた。「中延二丁目旧同潤会地区防災街区整備事業」により、2018年に建替えが完了した[2]