2009年8月の第45回衆議院議員総選挙では比例東京ブロック単独で立候補し当選、6年ぶりに国政に復帰。
2011年2月、小沢一郎への党員資格停止処分に抗議して辞表を提出した松木謙公の後任として農林水産大臣政務官に就任。同年9月、衆議院農林水産委員長に就任。2012年10月、野田第3次改造内閣で農林水産副大臣に任命された。
2012年12月の第46回衆議院議員総選挙で比例東京ブロック単独で立候補し落選。
2013年7月の第23回参議院議員通常選挙では比例区から立候補したが落選[3]。
2018年7月29日、肺がんのため東京都内の病院で死去。77歳没[4]。
政策・主張
選択的夫婦別姓制度に反対しており、制度導入反対を訴える「夫婦別姓に反対し家族の絆を守る国民大会」に参加した[5]。
2010年1月21日の衆議院予算委員会で「カネを持っているやつは1日3箱吸っていいが、貧乏人は2,3本しか吸っちゃいけないみたいな話だ」と述べ、10月から1本あたり5円値上げするたばこ増税を批判した。またたばこ増税はご都合主義であり、健康増進ではなく金のためだと主張した[6]。
どんな非道なおやじでも、殺した本人の忍耐力がなかったのかもしれないだろう。そして、大きく広い幅で人の社会を見ることができなかったかもしれない。もしそういうことができたら、何も親を殺さなくても済んだかもしれないだろう。だから、子供にも一〇〇%いいと言うわけにはいかないわけだよ。 ? 吉田公一、衆議院法務委員会平成7年4月11日6号
などと尊属殺重罰規定違憲判決(実父から性的虐待を受けていた女性が実父を殺害した事案)以降放置されてきた刑法の尊属殺等重罰規定を削除する際に述べ削除することに唯一反対している[7]。
世界基督教統一神霊協会(現・世界平和統一家庭連合)から脱退させる活動を“信者に対する強制改宗・拉致監禁だ”としており、関連請願も受けた。「統一教会信徒の拉致監禁問題#政治家への働きかけ」も参照
不祥事
2000年、中小企業向け制度融資の悪用をめぐり、東京信用保証協会への口利きの見返りに法外な仲介手数料の一部を受け取っていたとして、出資法違反の疑いで吉田の元秘書が逮捕された[8]。
脚注^ “吉田公一さん死去”. 朝日新聞デジタル. (2018年7月29日). https://www.asahi.com/articles/DA3S13614061.html 2020年1月31日閲覧。
^ ⇒東京4区の自民党代議士が強制わいせつ 吉田公一ホームページ
^ “ ⇒参院選2013比例区開票速報(改選数48)”. 朝日新聞. 2023年5月5日閲覧。
^ “元民主党衆院議員の吉田公一氏死去”. 時事ドットコムニュース. (2018年7月30日). https://web.archive.org/web/20180730170743/https://www.jiji.com/jc/article?k=2018073000918&g=pol 2018年7月30日閲覧。
^ “首相、夫婦別姓法案で閣議決定に応じるよう要求 亀井氏明かす”. 産経新聞. (2010年3月20日). https://web.archive.org/web/20101206175251/http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100320/plc1003201928008-n1.htm 2010年3月29日閲覧。
^ 衆院予算委 「貧乏人は喫煙するな」か! 民主・吉田公氏、増税批判産経新聞 2010年1月22日
^ 戦後日本における親子規範の変容 : 直系尊属に対する罪の加重規定を通して136頁
^ ⇒「元秘書逮捕で吉田議員が会見?党は引き続き真相究明に全力」 民主党ニュース 2000年11月16日
外部リンク
吉田公一ウェブサイト - ウェイバックマシン(2000年8月23日アーカイブ分)[リンク切れ]
公職
先代
岩本司
佐々木隆博 農林水産副大臣
2012年次代
佐々木隆博
先代
田名部匡代
松木謙公 農林水産大臣政務官
田名部匡代と共同
2011年次代
仲野博子
森本哲生
議会
先代
土肥隆一 衆議院外務委員長
2001年 - 2002年次代
池田元久
先代
山田正彦 衆議院農林水産委員長
2011年 - 2012年次代
小宮山泰子
表
話
編
歴
農林水産副大臣 (2012年)
松岡利勝/田中直紀
遠藤武彦/田中直紀
遠藤武彦/野間赳
北村直人/太田豊秋
栗原博久/市川一朗
金田英行/市川一朗
岩永峯一/常田享詳
宮腰光寛/常田享詳
宮腰光寛/三浦一水
山本拓/国井正幸
今村雅弘/岩永浩美
近藤基彦/石田祝稔
山田正彦/郡司彰
篠原孝/郡司彰
篠原孝/筒井信隆
岩本司/筒井信隆
岩本司/佐々木隆博
吉田公一/佐々木隆博
江藤拓/加治屋義人
江藤拓/吉川貴盛