1期生は以降のNSC存続のためスターを生み出さなければいけないという会社の至上命令があり、ダウンタウン・ハイヒール・トミーズ・銀次・政二の4組を主に新人ゴリ押し作戦が行われた[3]。生徒は在学中2?3か月に一度NSC寄席を催し、卒業後は定期的に新作漫才や芝居のイベントへ出演した。
NSCの設立によって芸人を目指す間口が広がったと同時に、従来の師匠連も弟子を取りやすくなった。その反面これまでの「師匠と弟子」という関係に見られた上下関係の躾、芸人となる覚悟を持つ者が減りNSC出身者を毛嫌いする芸人もいた。対してNSCではこれまで師匠が弟子に教えていた「芸能界のしきたり」も授業の一環に取り込み、NSC出身者が芸人の世界へ違和感なく溶け込めるよう配慮していた。笑福亭仁鶴のように自ら多くの弟子を持ちながら、NSCの入学者に対して激励を送る師匠もいた。また吉田ヒロのように、NSCを卒業後に先輩芸人へ弟子入りしたケースもある。
しかしながら、師匠・弟子の関係から育つのが当たり前だった当時の吉本の中堅やベテラン芸人[誰?]からは賛否両論あった。その影響か『笑ってる場合ですよ!』の新人芸人オーディションコーナー「お笑い君こそスターだ!」では、当時NSCに在籍していたダウンタウン(当時のコンビ名は「まさし・ひとし」)、ハイヒール、銀二・政二らが素人として出場していた[要出典]。
1988年、ダウンタウンの『4時ですよーだ』出演による人気の影響で、この年(7期生)から入学希望者が飛躍的に増えた[要出典]。
1990年、9期生の宮川大輔と矢野勝也(矢野・兵動)は中途入学であり、ナインティナイン(2人とも宮迫博之と矢部美幸の入れ知恵で学費を故意に滞納したため退学処分)や15期生の西田幸治(笑い飯)らは中退している。
卒業資格自体がないため、出席日数に関係なく卒業はできる。そのため中退は学費の滞納以外では発生しておらず月謝時代には大量の中退者がいたものの、学費が入学時全納になってからは途中から出席しない者は多数いるが中退者は一部を除いていない。
1992年、第二次ベビーブームの時期と重なり入学希望者が増え、約800人が入学し約400人が合格した。教室クラスも高卒組と、大学生・社会人組の2組に分けられた。
かつては入学希望者に対して24歳までという年齢制限を設けていたが、少しずつ上限年齢が引き上げられていき2005年入学者(大阪29期・東京11期)以降、年齢制限は完全撤廃された。
2005年、インターネットを介した通信講座を開講するも、翌2006年2月28日を以て閉講された。
2011年、大阪校34期・東京校17期より年度末に東西で開催される「NSC大ライブ」の優勝者が優先的に仕事を割り振られる、「首席」制度が設置された。
2018年4月、福岡校開校。5月、2011年から設置していたよしもと沖縄エンターテイメントカレッジ(YOEC)を沖縄校として改組。
2019年4月、2005年を以て閉校していた仙台校・名古屋校・広島校が復活。2020年より札幌校が開校。
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で入学式と合宿が中止となる。授業はリモートとして夏前から執り行われ、その後に開始された対面授業はマスク及びフェイスシールド着用、アクリル板を挟みながらの漫才など史上初めて感染対策の制限内で実施された。またこの年が最も制限の厳しいものであった。翌年以降も感染対策を施しながら授業が行われている。
2021年より、石田明(NON STYLE)・佐藤哲夫(パンクブーブー)・哲夫(笑い飯)といったM-1グランプリチャンピオンが通年講師に就任している[6]。 13期(1994年4月期)から20期(1997年10月期)までは4月入学と10月入学の2期制。 †印は後に再入学する者、※印は再入学した者に付記。 期入学月著名な出身者
大阪校
119824ダウンタウン、内場勝則、トミーズ、ハイヒール、おかけんた、濱根・杉本、クリスタル大坪、前田政二、岡田和幸、山田幸伸、タイヘイ銀次(元銀次・政二)、レイコ(元ピンクダック)、藤原桂造
21983吉田ヒロ、かつみ♥(かつみ?さゆり)、角孝人、前谷正弘、雄大(元ボブキャッツ)
31984有松たかし大会[† 1]
41985今田耕司、130R、桂茶がま
51986辻本茂雄、前田勝(ティーアップ)、亀山房代