合唱
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それぞれ「宗教曲」「世俗曲」と略されるが、これらは独唱曲なども含む広い概念になる。このような区分法は、作曲家の作品リストやCDなどでしばしば見られる。「キリスト教音楽」も参照

宗教的なものにはレクイエムミサ曲教会カンタータなど、そうでないものとしては世俗カンタータなどがある。
オペラとオラトリオ

音楽劇であるオペラ、あるいはオラトリオには頻繁に合唱曲が多く含まれている。そのために書かれた楽曲が単独で合唱曲として歌われることも多い。
合唱組曲

あるテーマに沿った複数の合唱曲を作曲家が一つにまとめた合唱組曲は、日本にその作品が多い。清水脩の男声合唱組曲「月光とピエロ」(1949年)によってこの形態が普及した。無伴奏、もしくはピアノ伴奏によるものが大多数である。他の形態の組曲と同じく、個々の曲を単独で演奏することも多い。
主な合唱曲

男声合唱曲、女声合唱曲、児童合唱曲については男声合唱女声合唱児童合唱の項目も、無伴奏混声合唱曲については、無伴奏の合唱の項も参照。「Category:合唱曲」も参照
日本人以外の作曲家による合唱曲

マショー ノートルダム・ミサ

オケゲム レクイエム

ジョスカン アヴェ・マリア / ミサ・パンジェ・リングァ

ジャヌカン 鳥の歌 ほか多数

タリス エレミアの哀歌 / 40声のモテット

パレストリーナ 教皇マルチェルスのミサ / スターバト・マーテル / Sicut Cerves Desiderat/Super flumina Babilonis

バード 3声、4声、5声のミサ

モンテヴェルディ オペラ『オルフェオ』 / 聖母マリアの夕べの祈り / アリアンナの嘆き / 倫理的・宗教的な森 / ほかマドリガル多数

アレグリ ミゼレーレ

シュッツ カンツィオーネス・サクレ SWV53-93 / キリストの十字架上の七つの言葉 SWV478

カリッシミ オラトリオ《イェフタ》

ジェズアルド マドリガル集全6巻ほか / 聖務週間日課のためのレスポンソリウム集

シャルパンティエ 真夜中のミサ

ヴィヴァルディ グローリア ニ長調 RV.589

ヘンデル オラトリオ《メサイア

J・S・バッハ マタイ受難曲 BWV244 / ヨハネ受難曲 BWV245 / クリスマス・オラトリオ BWV248 / ミサ曲 ロ短調 BWV232 / モテットBWV225 - 230 / カンタータ《目覚めよと呼ぶ声あり》BWV140 / カンタータ《心と口と行いと命もて》BWV147

ハイドン十字架上のキリストの最後の7つの言葉》 / オラトリオ《四季》/ オラトリオ《天地創造》/ ミサ曲1 - 12番

モーツァルト ミサ曲 ハ長調《戴冠式ミサ》 K.317 / ミサ曲 ハ短調 K.427(417a)/ アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618 / レクイエム ニ短調 K.626

ケルビーニ レクイエム ハ短調

ベートーヴェン 合唱幻想曲 ハ短調 作品80 / ミサ・ソレムニス 作品123

ロッシーニ 小ミサ・ソレムニス / スターバト・マーテル

シューベルト ミサ曲1 - 6番 / ドイツ・ミサ D.872 / 水上の聖霊の歌 D.714

ベルリオーズ レクイエム 作品5 / オラトリオ《キリストの幼年時代》 作品25

シューマン 楽園とペリ 作品50

メンデルスゾーン オラトリオ《聖パウロ》作品36 / オラトリオ《エリヤ》作品70

ヴェルディ レクイエム / 聖歌四篇

ブルックナー ミサ曲1 - 3番 / テ・デウム ハ長調

ヨハン・シュトラウス2世 美しく青きドナウ

ブラームス ドイツ・レクイエム 作品45 / アルト・ラプソディ 作品53 / 運命の歌 作品54 / 哀歌 作品82

チャイコフスキー 聖金口イオアン聖体礼儀 作品41

ドヴォルザーク スターバト・マーテル 作品58 / レクイエム 作品89

フォーレ ラシーヌの雅歌 作品11 / レクイエム 作品48

ヤナーチェク グラゴル・ミサ

エルガー 戴冠式頌歌 作品44

マーラー カンタータ《嘆きの歌

ニールセン フューンの春 作品42 ほか多数

ラフマニノフ 徹夜祷 作品37

シェーンベルク グレの歌 / ワルシャワの生き残り 作品46

バルトーク カンタータ・プロファーナ


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