肝硬変患者で腹水貯留と食道静脈瘤の破綻があるときは、肝硬変が原疾患、腹水貯留と食道静脈瘤が合併症となる。十二指腸潰瘍が穿孔して急性化膿性腹膜炎になったときは、十二指腸潰瘍が原疾患、腹膜炎が合併症である。合併症が死亡診断書の「死亡の原因」の項目の直接死因となることも稀でない(下表の例1?3)。ただし、進行性の肺癌が原因で終末期に肺炎を併発して呼吸不全で死亡したような例では、直接死因にそのまま原疾患を記入してもよい(下表の例4)。
死亡診断書の傷病名の記載例? 直接死因? アの原因? イの原因
1食道静脈瘤破綻肝硬変慢性ウイルス性肝炎
2誤嚥性肺炎脳梗塞
3急性腹膜炎十二指腸潰瘍
4肺癌
脚注[脚注の使い方]
注釈^ なお、薬物によって発生した有害事象は副作用と呼ばれ使い分けられていることが多い。
出典^ Sarfati, Diana; Gurney, Jason (2016), Koczwara, Bogda, ed. (英語), What Is Comorbidity?, Springer, pp. 1?33, doi:10.1007/978-981-10-1844-2_1
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患者に通じない736語 合併症、病理、寛解、浸潤… (読売新聞 2008.03.06)
外部リンク
日本糖尿病合併症学会
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