古谷徹
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中学2年生の時に、ジミ・ヘンドリックスに憧れ[3][13]、中学3年生の時に同級生とロックバンドを組み、リードギターボーカルを担当し、ギターに夢中になってミュージシャンになろうとしていた時期もあった[21]

大学時代に渡辺プロダクション経営の東京音楽学院に入学し、歌手デビューを目指していたという[21]

音楽面では、1977年に声優仲間とバンドスラップスティック」を結成(古谷はドラムを担当)[8][28][29][30][31]。キャニオンレコード(現:ポニーキャニオン)より『いじわるばあさん』のテーマ曲、『ぼくパタリロ!』のエンディング曲『クックロビン音頭』などの他、11枚のアルバムを約10年の活動中にリリースした[29][30][31]。その後解散したが、メンバーだった曽我部和恭鈴置洋孝2006年に相次いで死去したことに際し、追悼ライブを行っている[31][32]

ソロでもビクターレコード(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)から、1980年『TORU Page1』、1981年『TORU Page2』、1982年『TORU Page3』、1983年『HEARTS』と4枚のアルバムをリリースした。アニメソングでも主演作の『ドラゴンクエスト 勇者アベル伝説』の第二部にて、オープニングテーマを歌っている。また、2009年にはゲームソフト『仮面ライダー クライマックスヒーローズ』の主題歌『集合! クライマックスヒーローズ』を担当した。この他、ヤムチャ(『ドラゴンボール』)、タキシード仮面(『美少女戦士セーラームーン』)、春日恭介(『きまぐれオレンジ☆ロード』)、坂本耕作(『ストップ!! ひばりくん!』)、無限真人(『特装機兵ドルバック』)など、持ち役のキャラクターソングも多い。

2008年に自身名義としては初のCD(前述のアルバムはレコードの時代に制作され、現在に至るまで未CD化)ミニアルバムとなる『HEROES ?to my treasure?』を発表した。
仕事に対する姿勢

本人は自分の役作りについて、まずは情報収集であると語る。「キャラクターについて手に入る情報はすべて頭にインプットする」「キャラクター表を見て、同じポーズをとってみる(例:ヒーローであれば、目つきやポーズ)」といったようなことを自分の体にコピーしていくのだという。また、インプットした情報は忘れないように台本の余白ページに書き込み、他の役の設定もメモをしておき、自分の役との関係性をはっきりさせておくとのこと[33]

また、自身でこのセリフをこのトーンでこんな雰囲気でしゃべることは決めないようにしている。本人は「アフレコ現場で監督と話し合って作り上げていくものだから」と公言している[33]
不祥事
不倫報道

2024年5月22日、37歳下の一般女性ファンと2023年9月まで4年半の間、不倫の関係にあり、口論になり手をあげたこと、妊娠・中絶させたことが報じられ、本人はXを更新し報道された内容が事実と認め謝罪した[34][35]。2024年8月に予定していた『朗読劇READING WORLDユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還 「約束の果て」』は諸般の事情により降板[36][37]、配信番組「古谷徹のほっこりThanksroom」は終了[38][39]、イベント「『ZERO STAR × 名探偵コナン』produced by 古谷徹 古谷徹さんトーク&『ノベルティ』お渡し会」を中止[40]することとなった。
エピソード

自身の演じた役柄の中で熱血ヒーローの集大成は『聖闘士星矢』のペガサス星矢を挙げている[41]。自身の年齢から、「これが恐らく僕の最後のヒーローになる」とも語っていた。

巨人の星』に関しては元々原作漫画の大ファンであり[7]、「まさか自分が星飛雄馬を演るとは思わなかったので驚いた」「飛雄馬の成長をずっと追いかけていく物語を、役者として3年半演じ続けたことはとても勉強になった」と語っている[42]

様々な媒体のインタビューで、今まで演じた最も好きなキャラクターは『きまぐれオレンジロード』の春日恭介と答えている[43]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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