製品やサービスについてユーザがレビューを投稿できるサイトとは違い、「専門家」や「エキスパート」を中心に据えて運営されるレビューサイトもある。それらのサイトのいくつかでは、特定の分野に通じた個人や団体にレビュー対象の記事を委託して報酬を払い、その筆者名も公表している。その他のサイトではレビューの作成に社内の編集者を使っている。レビューの独立性と客観性を維持するため、また執筆者の適正とサイトの品格が吟味に耐えるよう、これらのサイトは上で述べたような、ユーザ参加型サイトでは自由に書けるような批評の多くが制限される。別なタイプのレビューサイトとして、自由作文のレビューではなく、一連の定型文から製品、サービス、事業のランク付けを行なうものがある。その一例であるカナダのショッピングサイト Wishabi (en
) は、出品者を42種類の評価基準[6]でレビューし、その結果を一連のアイコンで表示している。このタイプの場合、比較分析という点ではよい仕組みだが、柔軟さと表現力が犠牲になる。