極座標系における原点は極 (pole) とも呼ばれる。原点自身は極座標をきちんと定義できない。これは、点の極座標は、正の x-半軸 Ox から測った、原点からその点へ結んで得られる半直線の成す角度をデータとして含むけれども、原点ではこの半直線が定まらないことによるものである[3]。
ユークリッド幾何学において、原点は参照点として便利な点を自由に選んで決めることができる[4]。
ガウス平面の原点は実軸と虚軸の交点として述べることができる。即ち、それは複素数としての 0 に対応する点である[5]。
関連項目
アフィン空間: アフィン座標系は原点と基底の組である
零ベクトル: ベクトル空間の原点
原点と平面との距離