原子怪獣現わる
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リドサウルスをモデルにした怪物は『恐竜の惑星[25]、『恐竜時代』、『Dinosaurs Attack!』[注釈 8]、『ゴジラ ザ・シリーズ[注釈 9]などの数々の作品に登場した。1956年12月発売のバットマンを題材にしたコミックシリーズの Issue 104 には「"The Creature from 20,000 Fathoms!"」という『原子怪獣現わる』を意識したタイトルの話が存在し、バボンガと呼ばれる鼻から火炎を噴く怪物が登場している。

1990年の映画『グレムリン2 新・種・誕・生』や2008年の映画『クローバーフィールド/HAKAISHA[26]では、リドサウルスが暴れる場面が挿入されている。

また、2013年公開のハリウッド映画『パシフィック・リム』では、エンドクレジットでハリーハウゼンへの賛辞があるだけでなく[27]、「怪獣が深海から突然現れ、怪獣の血液が毒性であるために人類がその対策を強いられる」という面が共通している。
原子怪獣リドサウルス(Rhedosaurus)灯台を破壊するリドサウルス

北極バフィン湾で眠っていた1億年前の四足型巨大生物である。体長は60.96メートルで体重は500トンと推定される[28]。肉食であり、劇中では警官を捕食している。氷河に眠っていたが、アメリカ軍が行った水爆実験で氷が溶け、目を覚ました。劇中の設定によると、ニューヨーク沖の海底峡谷で同種の物とされる化石が見つかっており、かつての“生息地”であるニューヨークに上陸したと見られる。頭蓋骨は分厚く機関銃による銃撃にもびくともしない。血液に未知の細菌が含まれているため、うかつな攻撃はできない。水中を自在に泳ぎ、多くの漁船を破壊、エルソン教授を乗せた潜水鐘も沈めた。最後はコニー・アイランドにてアイソトープ弾を撃ち込まれ絶命した。
関連項目

シンバッド七回目の航海 - リドサウルスの造形物が、登場したドラゴン(タロ)に流用されている[29]

GODZILLA

脚注[脚注の使い方]
注釈^ キネマ旬報には封切日10月17日と記載。
^ キングコングへのパロディーである1933年のアニメ作品『King Klunk(英語版)』にも、主役のゴリラと戦う相手として、背びれを持ち直立する肉食恐竜型のキャラクターが登場する。
^ファゾム」も水深を表す単位である。
^ @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}ハリーハウゼン作品の翌年に東宝作品から類似した怪獣が登場した事例は、アロサウルス恐竜100万年)とゴロザウルスキングコングの逆襲)が共に人間を襲撃する蒼灰色のアロサウルスの生き残り(怪獣大全集 1991, p. 73, 「東宝モンスター名鑑」)だというものがある。どちらの作品にも猿人/類人猿や大蛇が登場している。[独自研究?]
^ ゴジラのイラストがプリントされたTシャツを着用したファンが近づいただけでも不快感を示したというエピソードも残されている[20]
^ オブライエンの本来の企画であった『King Kong Meets Frankenstein』が無断で変更され、完成した『キングコング対ゴジラ』もオブライエンの趣旨から大きく外れていたり、オブライエンもクレジットタイトルから除外されていたなどの様々な不満要素があり、オブライエンの妻であるダーリーンは、『キングコング対ゴジラ』における騒動によるフラストレーションが夫の死の原因だったと述べている[21]
^ 田中友幸円谷英二は「ゴジラ」の以前に東宝用の『キング・コング』を製作することを望んでいたとされている[23]。また、『キングコングの逆襲』も『キングコング対ゴジラ』の影響を受けており、『フランケンシュタイン対地底怪獣』と『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』もオブライエンの本来の企画である『King Kong Meets Frankenstein』のアイディアの再利用であるが、オブライエンがコンセプトの由来としてクレジットタイトルにて言及されることもなかった[24]
^ ゴジラやゴルゴなどの他作品のキャラクターを思わせる恐竜たちと共に登場している。
^ 第37話「恋の行方」に登場したコモディスラックス。

出典^ Van Hise 1993, p. 102.
^ "The Top Box Office Hits of 1953." Variety, January 13, 1954.
^ Johnson 1995, p. 61.
^ a b Jones 1995, p. 42.
^ a b Hood, Robert. ⇒"A Potted History of Godzilla." roberthood.net. Retrieved: January 30, 2015.
^ “【訃報】特撮の巨匠・レイ・ハリーハウゼン死去。ゴジラ、ルーカス、ピクサーに多大な影響”. DDN JAPAN livedoorニュース. (2013年5月8日). オリジナルの2013年5月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130527013315/http://news.livedoor.com/article/detail/7656547/ 2013年8月5日閲覧。 
^ 『幻想映画美術体系 大ゴジラ図鑑』[監修]西村祐次 [構成]ヤマダマサミ、ホビージャパン、1995年1月27日、pp.2、26頁。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-89425-059-4。 
^ Glut, Donald F. (1982) The Dinosaur Scrapbook, Citadel Press
^ a b Rovin 1989
^ "Concept art from 'The Beast from 20,000 Fathoms'."[リンク切れ] theseventhvoyage.com. Retrieved: January 30, 2015.
^ McKenna, A. T. (2016年9月16日). “Showman of the Screen: Joseph E. Levine and His Revolutions in Film Promotion”. University Press of Kentucky. 2018年12月3日閲覧。


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