博多港
年間取扱量475万トン(2005年)。
須崎埠頭(中央区那の津)
ムギ・トウモロコシなど穀物や、鋼材・木製品・豆類を扱う。
博多ふ頭(博多区築港本町)
国内定期航路や福岡市営渡船のターミナルを備えた複合施設。2011年3月27日より水上バス「福博みなとであい船」も発着[7][8]。
博多ふ頭の写真
第2ターミナルと博多ポートタワー
中央ふ頭(博多区沖浜町)
国際航路用施設の博多港国際ターミナル、中央ふ頭クルーズセンターやコンベンションセンターのマリンメッセ福岡がある。そのほか高度化倉庫を備え、車両・農産品・紙・パルプ・水産品を扱う。マリンメッセ福岡の横には、1996年3月に建立された博多港引揚記念碑「那の津往還」が聳える。博多港は1945年10月に引揚援護港に指定され、1947年4月までに139万人を受け入れ、50万人の在日韓国・朝鮮人・在日中国人がここから国許へ帰還した。
中央ふ頭の写真
国際ターミナルに停泊中の「ニューかめりあ」
国際ターミナル入口
東浜埠頭(東区東浜)
砂利・砂・セメント・LNG・鉄鋼・石油製品を扱う。
箱崎ふ頭(東区箱崎ふ頭)
穀物や青果などの食品、木材、自動車を扱う博多港最大の埠頭。食品加工団地や大規模流通センターも整備。都市高速の箱崎ランプと貝塚ジャンクションに直結し、JR貨物博多臨港線福岡貨物ターミナル駅に隣接する。エチレンガスによるバナナ追熟加工場もある。
香椎パークポート(東区香椎浜ふ頭)
博多港の国際物流拠点化を想定した、24時間稼動の外内貿ターミナル。香椎かもめ大橋で箱崎埠頭と接続。外貿ターミナルは5万トン級のコンテナ船に対応し、4基のガントリークレーンやトラックごと検査可能な大型X線コンテナ検査場を備える。ラグビーチームのコカ・コーラウエストレッドスパークスのホームグラウンド「さわやかスポーツ広場」や、アビスパ福岡株式会社の本社を兼ねる「福岡フットボールセンター」などのスポーツ施設も備える。
福岡アイランドシティ(東区香椎照葉及びみなと香椎)
博多湾に造成された人工島であり、都市の機能としては、西側のみなと香椎地区と東側の香椎照葉地区とに大きく分けられる。香椎照葉地区においては、中高層の共同住宅や一戸建ての住宅を中心としたゾーン、新産業・研究開発機能が集積するゾーンが配置され、学校、福祉関連施設、商業施設等も立地している。また、みなと香椎地区においては、香椎パークポートの対岸に造成された港内最新のターミナル等が整備されている。貨物取扱量増加や船舶大型化に対応し、5万トン級のコンテナ船1隻と6万トン級のコンテナ船2隻が同時に接岸できる。大型ガントリークレーン5基やトランスファークレーン19基を備える。2010年7月から、港湾荷役時の二酸化炭素排出削減を図る国の実証実験事業としてトランスファークレーンの電動化を行うこととなり[9]、ターミナル内のクレーンの走行路に集電レールを設置し、7月時点で使用中のディーゼル電気駆動クレーン13基を地上給電方式併用に順次改造した[10]。2010年11月には、世界初となるリチウムイオン電池搭載の完全電動型クレーン4基が新たに導入され[11]、2010年12月20日から電動化クレーン17基体制での本格稼働を開始した[12]。
福岡アイランドシティの写真
タイヤ式トランスファークレーン[注釈 2]
シーサイドももち(中央区地行浜・早良区百道浜)
ウォーターフロント開発地区。福岡タワー、福岡市総合図書館、福岡市博物館などのほか、報道関連各社、情報関連企業、情報技術研究開発機関、高層オフィスビル、マンションが立ち並ぶ。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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