単細胞生物
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深海に生息するクセノフィオフォラの1種、Syringammina fragillissimaは、直径が20 cmにもなる。さらに、細胞の仕切がない点だけを問題にするならば、もっと大きいものが存在する。藻類では、細胞壁があり、さらに細胞内に支える仕組みを持っているものがあり、オオバロニアは球形で直径3 cm以上、カサノリは長さ5 cm、マガタマモは10 cmにも達する。ミルは細かい糸状体が絡まった構造で1 m、さらに粘菌の変形体は薄く広がるため場合によっては3 mを超える。このような大型のものは、細胞内に多数のを持つ多核体である。どうやら、単細胞で大きくなることの問題点の一つは、大きくなると核の支配を細胞全体に行き渡らせることが難しい点にもあるらしい。また、乾燥への対応も難しいようだ。しかもでは体を支えるのがさらに困難である。単細胞で大きなものはなく、乾燥に対しては休眠で耐えるもの以外にはないようである。
俗語

転じて、考え方が一面的で単純な人。物事をあまり深く考えない人を単細胞と呼ぶ。
脚注^ゾウリムシの生命サイクル


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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