南山大学
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米国人建築家アントニン・レーモンドが設計し、打放しコンクリート仕上げで高層化を避けた校舎群が形成されている[10]。1964年に日本建築学会賞を受賞、2003年には「日本におけるDOCOMOMO100選」に選ばれている。

低予算での土地造成や自然調和を図る目的から、東山丘陵[注 1]の南北の尾根に沿うようにキャンパスが作られている[10]。南北に縦断するメインストリートに沿って校舎が立ち並び、キャンパスの東端に神言会の宣教師養成施設「神言神学院」が置かれている。2003年?2007年にかけて、東地区にA棟(法科大学院棟)、B棟、C棟が完成するなど増改築も行われ、2011年には南山短期大学短期大学部変更に伴いR棟が、2015年には理工学部、理工学研究科の瀬戸キャンパスから名古屋キャンパスへの移転に伴いS棟がそれぞれ増築された。

周辺は名古屋大学などの教育、研究機関が集まっており、名古屋市から文教地区の指定を受けている。

構内への入口は、正門、山手通門(東門)、西門、北門の4か所がある。ただし、北門は現在閉鎖されている。地下鉄八事日赤駅からは正門、名古屋大学駅からは山手通門、いりなか駅からは西門の利用が便利である。駐輪場は西門前とA棟前にある。

建物

A棟(法科大学院)、B棟、C棟、D棟、E棟、F棟、G棟、G30棟(600人収容の最も大きい教室)、H棟、J棟(情報センター)、K棟、L棟(ヒルシュマイヤー記念館)、M棟、N棟、R棟、S棟(教室棟・書店・食堂・コンビニ)、第1研究棟、第2研究棟、コパン(学生会館・食堂・紀伊國屋書店・ローソン)、クラブハウス、第2クラブハウス、神言神学院(神言会)、ロゴスセンター(神言会)、体育館、体育センター、本部棟、同窓会館(第2食堂)、ライネルス中央図書館、名古屋交流会館、宗教文化研究所(人類学研究所)


伊勢海浜センター

南山学園の各単位校の主催する団体行事、ゼミナール等の教育活動、 課外活動や職員の研修、職員・学生・生徒の家族の福利厚生を目的とした施設。三重県伊勢市大湊町497-1に所在する。

交通アクセス:
伊勢市駅三重交通バス、8番乗り場03系統大湊行き乗車、西町下車徒歩約7分。

学生寮
交流会館

南山大学には多様な文化背景を持った学生達が共同生活を通じてお互いに学び合い、異文化理解を深めることを目的とし、外国人留学生と日本人の学生が共に生活する「交流会館」と呼ばれる学生寮が存在する。

山里交流会館(名古屋市昭和区山里町90)

名古屋交流会館(名古屋市昭和区山里町50)

交通アクセス:山里交流会館は南山大学正門から徒歩約5分、名古屋交流会館は正門から徒歩約1分。

他大学との協定

豊田工業大学 - 単位互換、図書館の相互利用など

日本カトリック大学連盟の加盟校としてカトリック校との教育連携を図っている。

日本カトリック大学連盟図書館協議会 - 図書館の相互利用など

ASEACCU国際会議

南山大学は、ASEACCU(=Association of Southeast and East Asian Catholic Colleges and Universities)に参加している。これは、オーストラリアインドネシアフィリピンタイ台湾韓国、日本のカトリック系大学連盟であり、日本からは南山大学のほかに上智大学を含む7校が参加している。
姉妹校

上智大学

附属学校ライネルス記念館

南山大学は、以下の7つの附属学校を持つ。

南山大学附属小学校

南山中学校・高等学校(男子部・女子部)

南山国際中学校・高等学校

聖霊中学校・高等学校

聖園女学院中学校・高等学校

聖園女学院附属聖園幼稚園

聖園女学院附属聖園マリア幼稚園

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 尾張丘陵のうち、名古屋市千種区東部から瑞穂区東部(東端は植田川天白川)にかけての丘陵地帯の名称。

出典^ “南山大学 国際センター 海外留学を目指す方 協定校(交換留学先)一覧 List of Partner Institutions”. office.nanzan-u.ac.jp. 2022年8月1日閲覧。
^ “大学ランキング|THE世界大学ランキング 日本版”. THE世界大学ランキング 日本版. 2022年4月1日閲覧。
^ 百人ふやして合格発表 入試問題漏れの南山大学『朝日新聞』1968年(昭和43年)3月6日朝刊 12版 15面
^ 南山大入試問題 服役者らが盗む 刑務所内の印刷場から『朝日新聞』1968年(昭和46年)3月10日朝刊 12版 15面
^ 『読売新聞』「南山大学の瀬戸キャンパス着々と開校準備」2000年3月24日、朝刊、34頁。
^ “お知らせ|中日新聞掲載記事 人や知と触れ合う場に 南山大図書館きょう新装オープン”. 中日進学ナビ. 中日新聞社 (2023年4月1日). 2023年4月9日閲覧。
^ “図書館について 沿革・所蔵数”. 南山大学. 2023年4月9日閲覧。


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